青葉区大手町1-5の宮城県医師会館内には、聴覚障がい児の早期発見のための検査を実施し、適切な措置の指導を行い日常生活の機能向上を図るために設置したヒヤリングセンター(聴覚検査指導)のほか、耳鼻科専門医と連携・協力して感音難聴(老人性難聴)に対する、補聴器の適合検査から装用までを行う補聴器適合相談センターを設置しています。
また、行政とも連携し、1歳6か月児精密検査、3歳7か月精密検査も担っています。
耳のきこえやことばについての心配に応じ、検査、相談を行います。
聴力検査は0歳児から可能です。聴力障がいが発見された場合は、補聴器のフィッティング、装着後のフォローアップを行います。
お子さんの発音の誤りや吃り、その他様々なことばの心配に対し、検査、相談も行っています。
医療機関や関係機関等とも連携をとり、必要な援助を考えていきます。
電話予約受付時に相談来所日時を決定します。
すべて保険診療になります。負担料金は当日窓口にてお支払いいただきます。
ただし、子ども医療費助成対象の方は、窓口でのお支払いはありませんが、市町村によっては500円かかる場合があります。
聴力検査は、新生児、乳幼児の検査も可能です。
当センター担当医より結果について説明します。
なお、発達・言語相談につきましては、言語聴覚士が対応します。
紹介状でご依頼いただいた場合は文書で、電話でご依頼いただいた場合は電話で報告します。
教育機関等へ紹介も行います。
なお、補聴器装用を要しない場合でも、定期検査を行い聴覚管理を行います。
当センターは、新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関として、日本耳鼻咽喉科学会から認定を受けています。精密検査の結果、聴覚障がいが発見された場合には、補聴器のフィッティングを行い、療育機関へ紹介します。その後も療育機関と密接な連絡を取りながら聴覚管理を行っています。
また、診断がつくまでの間の保護者の不安にも言語聴覚士が中心となって、対応します。
なお、検査は原則として医療機関、保健所(保健福祉センター)、療育機関などからの紹介による予約制です。
市区町村での三歳児健診後の精密検査を行います。
一般の耳鼻科では検査が難しい幼児の聴力検査を実施します。併せて言語検査も行います。
鼓膜の動きの検査結果および聴力検査結果に異常がみられた場合は、耳鼻科にご紹介します。
日程変更ご希望の場合は、ヒヤリングセンター(022-227-4411)までご連絡ください。
診察料金はかかりません。
ただし、健康診査委託契約をしていない市町村にお住まいで、子ども医療費助成対象外の方は、診察料金を当日窓口にてお支払いいただきます。
一般の耳鼻科では困難な幼児の聴力検査を実施します。
また、難聴による言語発達の遅れや発音の誤りがないかを検査します。
結果に応じ、耳鼻科や発達の相談機関へ紹介することがあります。
補聴器適合相談センターは、日本耳鼻咽喉科学会宮城県地方部会の協力を得て、補聴器の適合検査から装用までを医療と一体化したシステムとして構築したものです。
補聴器は、電子機器の進歩とともに、性能も格段に改善されています。その機能を十分に活かすためには、正しい装用が必要です。
補聴器の正しい使用と認識は、高齢者の聴力機能低下を緩和し、難聴者の日常生活もより質の高いものとなり、家族をはじめ地域社会とのコミュニケーションの改善に役立つものと思われます。
・ご予約は、電話にてお受けします。
すべて保険診療になります。診察料金は、当日窓口にてお支払いただきます。
・補聴器の貸し出し期間は、2週間前後で、貸し出しによる料金請求はありません。
・貸し出し時に再来予約をします。
※ご高齢の方の場合は、ご家族同伴でお願いします。補聴器の取扱いにつきましてご一緒にお聞きください。
装用結果についてご相談し、再調整をします。
決定後、補聴器はお店にてご購入ください。
装用後の状況は、紹介医にご相談ください。