宮城県感染症発生動向調査情報(第 27 週)

宮城県【 令和元 年 7 月 11 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2019.7.1 〜 7.7 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核(患者(確定例))
       栗原管内  男性 1名
       仙台管内  女性 1名
      結核(無症状病原体保有者)
       大崎管内  男性 1名(第20週)、
             女性 1名(第21週)、
             男性 1名、女性 1名
       気仙沼管内 男性 1名
       仙台管内  男性 1名、女性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       大崎管内 男性 1名
       栗原管内 男性 1名
4類感染症:E型肝炎
       大崎管内 女性 1名
      レジオネラ症
       石巻管内 男性 1名(第26週)、男性 1名
       仙台管内 男性 4名
5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症
       仙台管内 女性 2名
      梅毒
       仙台管内 男性 1名(第26週)、男性 1名
      百日咳
       塩釜管内 男性 1名
       仙台管内 男性 1名、女性 2名
― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [水痘]
  大崎管内で注意報レベルを継続中。
  登米、気仙沼管内で急違法レベルを超えた。
 [伝染性紅斑]
  大崎、石巻、気仙沼管内で警報レベルを継続中。
 [A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  仙南、石巻管内で警報レベルを継続中。

咽頭結膜熱

 

3

1

 

2

1

 

13

20

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

40

20

5

5

4

101

 

56

231

感染性胃腸炎

14

19

17

6

8

29

 

268

361

水痘

 

4

6

1

3

3

2

8

27

手足口病

9

10

12

2

1

17

 

102

153

伝染性紅斑

2

3

8

 

 

18

3

2

36

突発性発疹

 

3

8

 

2

2

2

16

33

ヘルパンギーナ

6

8

 

 

1

5

 

14

34

流行性耳下腺炎

1

2

2

1

3

 

1

5

15

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

8

4

 

 

 

1

 

16

29

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

 

 

3

 

 

3

 

6

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

8

8

 

[ウイルス分離状況] 6.24(第26週) 〜 7.7(第27週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

 

10

5

1

 

 

 

 

 

 

   乳幼児のクループ症候群と気管支炎の多くは、パラインフルエンザウィルスによるものです。
                                                                               (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)