宮城県感染症発生動向調査情報(第 48 週)

宮城県【 令和元 年 12 月 5 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2019.11.25 〜 12.1 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

49

72

56

20

32

50

8

581

868

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核(患者(確定例))
       登米管内  男性 1名
       仙台管内  男性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       仙台管内  女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O103)
       登米管内  男性 1名
4類感染症:報告なし
5類感染症:カルバペネム耐性腸内細菌感染症
       仙台管内  男性 1名(第47週)、
             女性 1名
             (Enterobacter aerogenes)
      梅毒
       石巻管内  女性 1名
       大崎管内  男性 1名(第45週)、
             女性 1名(第47週)

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [水痘]
  仙南管内で警報レベルを継続中。
  大崎、気仙沼管内で警報レベルを超えた。
  仙台管内で注意報レベルを継続中。
 [手足口病]
  大崎管内で警報レベルを継続中。
 [伝染性紅斑]
  仙南管内で警報レベルを継続中。
 [インフルエンザ]
  仙台管内で注意報レベルを超えた。
 [咽頭結膜熱]
  気仙沼管内で警報レベルを超えた。
 [A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  仙南、石巻管内で警報レベルを継続中。

咽頭結膜熱

 

7

 

 

1

3

9

33

53

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

54

36

15

3

1

70

1

60

240

感染性胃腸炎

21

23

10

20

8

25

 

126

233

水痘

9

7

10

 

 

1

12

35

74

手足口病

3

23

14

 

3

4

 

74

121

伝染性紅斑

13

1

 

1

 

6

 

3

24

突発性発疹

3

2

2

 

2

3

 

14

26

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

2

2

1

1

 

 

2

8

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

3

4

 

 

 

 

 

7

14

 

RSウイルス感染症

 

8

1

4

4

3

2

8

30

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

1

1

2

 

 

7

15

27

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 11.18(第47週) 〜 12.1(第48週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

17

2

2

 

 

1

 

 

 

 


     インフルエンザA型の流行が続いています。     (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)