宮城県感染症発生動向調査情報(第 2 週)

宮城県【 平成31 年 1 月 17 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2019.1.7 〜 1.13 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

339

334

185

39

111

299

194

1278

2779

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核(患者(確定例))
       仙南管内  男性 1名
       石巻管内  男性 1名(第50週)
       仙台管内  男性 2名、女性 1名
      結核(無症状病原体保有者)
       仙南管内  女性 1名
       仙台管内  男性 2名、女性 1名、
             女児*1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:E型肝炎   仙台管内  男性 1名
      A型肝炎   仙台管内  男性 1名
      レジオネラ症 石巻管内  男性 1名
             仙台管内  男性 1名
5類感染症:ウィルス性肝炎(B型)
       仙台管内  男性 1名
      侵襲性肺炎球菌感染症
       大崎管内  男性 1名(第1週)
      百日咳 仙台管内  男性 1名、女性 2名
― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [水痘]
  栗原、石巻管内で警報レベルを継続中。
  仙台管内で注意報レベルを継続中。
 [伝染性紅斑]
  仙南、塩釜、気仙沼、仙台管内で警報レベルを継続
  中。大崎、石巻管内で警報レベルを超えた。
 [インフルエンザ]
  仙南、石巻、気仙沼管内で警報レベルを越えた。
  塩釜、大崎、栗原、登米、仙台管内で注意報レベル
  を越えた。
 [咽頭結膜熱]
  栗原管内で警報レベルを継続中。
 [A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  仙南管内で警報レベルを越えた。

咽頭結膜熱

3

2

 

2

3

1

 

9

20

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

49

30

2

8

6

39

4

53

191

感染性胃腸炎

43

51

17

13

8

22

 

171

325

水痘

3

7

2

4

 

11

1

41

69

手足口病

 

2

 

 

 

2

1

4

9

伝染性紅斑

30

61

12

2

5

26

11

183

330

突発性発疹

1

3

6

 

3

1

 

13

27

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

4

 

 

 

2

 

1

7

 

RSウイルス感染症

5

6

3

 

 

6

 

13

33

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

1

3

2

 

 

2

1

10

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

3

4

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 12.31(第1週) 〜 1.13(第2週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

10

 

1

 

 

1

 

 

 

 

   インフルエンザA型(H1pdm2009)が大流行になってきました。     (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)