宮城県感染症発生動向調査情報(第 33 週)

宮城県【 平成29 年 8 月 24 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2017.8.14 〜 8.20 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

2

 

 

2

 

14

18

 

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし

2類感染症:結核
       大崎管内  女性 1名
       仙台管内  女性 1名

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       仙南管内  男性 1名
       大崎管内  女性 1名
       石巻管内  男児*1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O103)
       大崎管内  男児*1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O91)
       栗原管内  女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O111)
       登米管内  女児*1名(第32週)、
             女性 1名、男児*1名

4類感染症:レジオネラ症
       塩釜管内  男性 1名
       仙台管内  男性 2名

5類感染症:アメーバ赤痢
       仙台管内  男性 1名
      梅毒
       仙台管内  女性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[手足口病]
 塩釜、栗原管内で警報値を超えた。
 仙南、大崎、登米、石巻、気仙沼、仙台管内で警報
 継続中。

[ヘルパンギーナ]
 登米管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

2

5

1

 

2

 

 

9

19

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

6

4

 

 

15

 

10

37

感染性胃腸炎

19

18

14

10

7

11

 

52

131

水痘

1

1

 

1

1

2

1

1

8

 

手足口病

89

58

35

17

25

67

10

194

495

伝染性紅斑

6

 

 

 

 

 

 

3

9

 

突発性発疹

2

4

3

1

3

3

2

6

24

 

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

7

9

7

2

19

8

3

20

75

流行性耳下腺炎

2

6

 

 

1

 

 

1

10

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

RSウイルス感染症

3

10

6

1

2

11

 

68

101

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

6

2

1

2

2

1

7

22

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 8.7(第32週) 〜 8.20(第33週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

 

4

9

 

 

1

 

 

 

 

   乳幼児(とくに保育所)の間で、RSウィルスによる細気管支炎、肺炎が流行しています。
                                                                       (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)