宮城県感染症発生動向調査情報(第 17 週)

宮城県【 平成29 年 5 月 9 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2017.4.24 〜 4.30 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

39

63

28

19

56

40

7

228

480

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし

2類感染症:結核
       塩釜管内  女性 1名
       仙台管内  男性 1名、女性 2名

3類感染症:腸管出血性大腸菌(O26)
       仙台管内  男児*1名
      細菌性赤痢
       塩釜管内  女性 1名

4類感染症:報告なし

5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症
       仙台管内  男性 1名
      アメーバ赤痢
       石巻管内  男性 1名
      梅毒
       塩釜管内  男性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [インフルエンザ]
  登米管内で注意報値を越えた。

 [A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
  石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

1

12

 

2

2

8

 

23

48

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

30

33

5

 

6

32

4

58

168

感染性胃腸炎

55

43

13

19

5

11

 

146

292

水痘

5

3

 

3

 

2

1

5

19

 

手足口病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

伝染性紅斑

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

突発性発疹

3

5

8

1

3

2

 

18

40

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

 

4

1

 

 

 

 

2

7

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

5

 

 

 

 

 

7

12

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

3

 

1

1

 

 

5

14

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 4.17(第16週) 〜 4.30(第17週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

5

 

 

 

 

3

1

 

 

 

   5月に入ってもインフルエンザB型の小流行がみられます。
                                                                 (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)