宮城県感染症発生動向調査情報(第 44 週)

宮城県【 平成29 年 11 月 9 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2017.10.30 〜 11.5 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

4

13

6

 

1

2

 

24

50

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし

2類感染症:結核
       仙台管内  女性 1名(第43週)、
             男性 2名

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       登米管内  女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O74)
       栗原管内  男性 1名

4類感染症:つつが虫病
       仙南管内  男性 1名
      レジオネラ症
       塩釜管内  女性 1名
       仙台管内  男性 1名

5類感染症:アメーバ赤痢
       仙台管内  男性 1名
      侵襲性肺炎球菌感染症
       大崎管内  男性 1名(第43週)
      水痘(入院例)
       仙台管内  男児*1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [手足口病]
  仙南、石巻、仙台管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

1

6

 

 

 

 

 

3

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

28

10

4

4

2

24

 

30

102

感染性胃腸炎

28

37

9

7

6

5

 

143

235

水痘

3

2

1

 

 

2

1

12

21

 

手足口病

11

30

9

7

 

32

5

72

166

伝染性紅斑

 

 

 

 

2

 

1

4

7

 

突発性発疹

 

7

1

 

 

2

 

6

16

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

2

2

 

 

2

2

 

5

13

 

流行性耳下腺炎

 

 

1

 

 

 

 

2

3

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

3

 

 

 

 

 

1

4

 

RSウイルス感染症

8

3

2

1

2

 

3

10

29

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

11

5

5

5

3

4

 

18

51

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

[ウイルス分離状況] 10.23(第43週) 〜 11.5(第44週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

1

5

6

 

 

 

 

 

 

 


     11月に入ってRSウィルス感染症が増えてきました。     (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)