宮城県感染症発生動向調査情報(第 7 週)

宮城県【 平成28 年 2 月 25 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2016.2.15 〜 2.21 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

393

338

225

68

179

214

48

1071

2536

― 全数報告疾病 ―
              ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし

2類感染症:結核
       塩釜管内  女性 1名
       石巻管内  男性 1名
       仙台管内  女児*1名(第6週)、
             男性 2名、女性 1名

3類感染症:報告なし

4類感染症:報告なし

5類感染症:侵襲性肺炎球菌感染症
       塩釜管内  女性 1名


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [インフルエンザ]
  気仙沼管内で警報継続中。
  仙南、登米管内で警報値を越えた。
  塩釜、大崎、栗原、石巻、仙台管内で注意報継続
  中。

 [A群溶血性レンサ球菌感染症]
  仙南、石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

2

2

1

1

 

 

 

10

16

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

223

54

10

3

3

66

 

83

442

感染性胃腸炎

56

52

30

19

26

40

 

195

418

水痘

5

3

1

 

1

4

 

10

24

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝染性紅斑

 

3

 

 

 

 

 

2

5

 

突発性発疹

 

5

4

 

2

1

1

20

33

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

12

4

 

 

 

 

 

4

20

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

24

2

1

2

 

 

4

3

36

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 2.8(第6週) 〜 2.21(第7週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

23

 

5

3

 

 

 

 

1

 

             インフルエンザは、B型が主流になってきました。                        (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)