宮城県感染症発生動向調査情報(第 40 週)

宮城県【 平成28 年 10 月 13 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2016.10.3 〜 10.9 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

1

 

8

9

 

― 全数報告疾病 ―    ※男児、女児は6歳未満
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       大崎管内  女児*2名
       仙南管内  男性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       登米管内  女児*1名
       仙台管内  女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O26)
       仙台管内  女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O145)
       大崎管内  女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O不明)
       大崎管内  女性 1名
4類感染症:報告なし
5類感染症:播種性クリプトコックス症
       石巻管内  女性 1名
      ジアルジア症
       仙台管内  男性 1名
      後天性免疫不全症候群
       仙台管内  男性 1名(第39週)
      劇症型溶血性レンサ球菌感染症
       仙台管内  女性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
【定点把握対象疾患】
 [ヘルパンギーナ]
  仙南、塩釜、大崎、登米、石巻、気仙沼、仙台管内
  で警報継続中。
 [手足口病]
  仙南、塩釜管内で警報継続中。
 [A群溶血性レンサ球菌感染症]
  石巻管内で警報値を超えた。

咽頭結膜熱

 

1

1

 

 

 

 

 

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

28

14

3

1

5

51

 

29

131

感染性胃腸炎

27

15

7

6

8

4

 

89

156

水痘

 

1

1

 

1

 

 

2

5

 

手足口病

40

26

9

1

3

14

5

72

170

伝染性紅斑

 

 

 

 

 

1

 

2

3

 

突発性発疹

3

3

2

1

2

3

1

16

31

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

23

20

19

3

12

19

5

71

172

流行性耳下腺炎

2

1

 

 

 

 

1

8

12

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

2

3

 

RSウイルス感染症

49

27

14

10

4

18

 

127

248

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

34

4

14

1

2

2

3

31

91

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

1

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

[ウイルス分離状況] 9.26(第39週) 〜 10.9(第40週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

インフルエンザ

パラインフル

RS

ヒトメタニューモ

ムンプス

アデノ

エンテロ

ライノ

単純ヘルペス

サイトメガロ

 

11

3

 

 

1

2

 

 

 

   乳幼児の中でパラインフルエンザウィルスによるクループ、気管支炎が増えています。
                                                                       (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)