宮城県感染症発生動向調査情報（第 24 週）

宮城県【 平成26 年 06 月 19 日 】発行　情報収集：宮城県保健環境センター
― 2014.6.9 〜 6.15 患者発生数（定点医療機関） ―
（【傾向の凡例】◎：今後の情報に十分注意　○：今後の情報に留意　レ：減少傾向）

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

　

1

　

5

　

1

　

　

7

　

―　今週の全数報告疾病　―　※男児、女児は６歳未満

１類感染症：報告なし

２類感染症：結核
　　　　　　　石巻管内　　女性 1名
　　　　　　　塩釜管内　　男性 1名
　　　　　　　大崎管内　　男性 2名
　　　　　　　仙南管内　　男性 3名
　　　　　　　仙台管内　　男性 1名、女性 1名

３類感染症：腸管出血性大腸菌感染症(O157)
　　　　　　　登米管内　　女児*1名
　　　　　　　仙台管内　　男性 1名
　　　　　　腸管出血性大腸菌感染症(O26)
　　　　　　　仙南管内　　女児*2名
　　　　　　　仙台管内　　男児*2名

４類感染症：レジオネラ症
　　　　　　　大崎管内　　男性 1名
　　　　　　Ａ型肝炎
　　　　　　　仙台管内　　男性 1名(第6週)

５類感染症：侵襲性肺炎球菌感染症
　　　　　　　塩釜管内　　男性 1名
　　　　　　　仙台管内　　男性 1名
　　　　　　梅毒
　　　　　　　仙台管内　　女性 1名


―　今週の感染症のコメント　―
　　　　　　　　宮城県感染症対策委員会情報解析部会
［伝染性紅斑］
　大崎、栗原、石巻、登米管内で警報継続中。
　仙南管内で警報値を越えた。

咽頭結膜熱

2

4

　

　

　

　

　

9

15

レ

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

16

25

5

5

9

26

4

72

162

◎

感染性胃腸炎

30

34

3

12

23

26

9

181

318

◎

水痘

2

5

6

　

3

2

2

25

45

○

手足口病

4

1

　

　

　

　

　

2

7

　

伝染性紅斑

10

7

16

5

8

14

1

33

94

◎

突発性発疹

3

4

4

1

3

1

2

16

34

レ

百日咳

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ヘルパンギーナ

　

1

　

　

　

　

　

　

1

　

流行性耳下腺炎

　

1

　

2

3

　

　

7

13

　

急性出血性結膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

流行性角結膜炎

　

2

　

　

　

　

　

1

3

　

ＲＳウイルス感染症

　

　

　

　

　

　

　

5

5

　

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

無菌性髄膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

マイコプラズマ肺炎

　

　

9

3

　

1

6

2

21

　

クラミジア肺炎(オウム病除く)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

川崎病

1

　

　

　

　

　

　

1

2

　

不明の発疹性疾患

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

[ウイルス分離状況] 6.2(第23週) 〜 6.15(第24週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

1

4

5

　

　

3

　

　

　

　

　１〜４才の幼児の間で、ヒトメタニューモウイルスによる気管支炎、肺炎が流行しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）