宮城県感染症発生動向調査情報(第 4 週)

宮城県【 平成26 年 01 月 30 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2014.1.20 〜 1.26 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

91

106

119

24

51

132

80

457

1060

― 今週の全数報告疾病 ― ※男児、女児は6歳未満

1類感染症:報告なし

2類感染症:結核
       仙南管内  女性 1名
       塩釜管内  男性 2名
       大崎管内  男性 1名、女性 1名
       仙台管内  男性 1名(2013年第48週)、
             男性 4名、女性 1名

3類感染症:報告なし

4類感染症:報告なし

5類感染症:アメーバ赤痢
       栗原管内  男性 1名
      梅毒
       塩釜管内  男性 1名(第3週)


― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会

[インフルエンザ]
 大崎、石巻管内で注意報継続中。
 仙南、登米、気仙沼、仙台管内で注意報値を越えた。

[感染性胃腸炎]
 登米管内で警報継続中。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 栗原管内で警報値を超えた。

咽頭結膜熱

1

 

1

1

 

1

 

5

9

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

29

44

13

16

 

27

 

65

194

感染性胃腸炎

92

175

73

22

61

71

16

443

953

水痘

7

10

2

1

 

15

4

15

54

手足口病

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

伝染性紅斑

 

17

1

 

 

2

 

25

45

突発性発疹

3

5

5

2

2

3

2

21

43

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

2

2

 

2

1

2

5

14

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

1

9

 

2

 

2

 

12

26

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

2

 

1

 

 

8

4

15

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

1

 

1

3

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

 

 

 

 

5

6

 

[ウイルス分離状況] 1.13(第3週) 〜 1.2(第4週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

1

 

5

 

 

 

1

 

 

1

 今年のインフルエンザは、AH3N2、AH1N1そしてB型の混合流行です。2月上旬から中旬にかけてピークになると思われます。
                                                                              (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)