宮城県感染症発生動向調査情報(第 6 週)

宮城県【 平成25 年 02 月 14 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2013.2.4 〜 2.10 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

270

309

131

30

87

154

82

973

2036

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
        塩釜管内  男性 1名、女性 1名
        石巻管内  男性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:アメーバ赤痢
        塩釜管内  男性 1名(第4週)
      梅毒
        塩釜管内  女性 1名
        仙台管内  女性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[インフルエンザ]:
 仙南、大崎、石巻管内で警報継続中。
 塩釜、栗原、登米、気仙沼、仙台管内で注意報継続中。
 ※患者数は仙南、気仙沼管内を除き減少したが、今週
  登米管内と気仙沼管内の患者からインフルエンザウ
  イルスAH3(A香港型)が検出され、同様に仙台医
  療センターウイルスセンターでも仙台市内の患者よ
  りウイルスが検出され続けている。また、入院患者
  報告数も多く、中には熱性けいれんを伴った小児や
  高齢者の報告もあることから、引き続き十分注意が
  必要である。
[感染性胃腸炎]:
 石巻管内で警報継続中。
 ※患者数は横ばい状態となったが、先週に引き続き患
  者検体よりサポウイルスが検出された。また施設に
  おけるノロウイルスが原因の集団発生も報告されて
  いるので今しばらく注意が必要である。

咽頭結膜熱

1

 

1

2

 

 

 

12

16

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

12

18

1

2

2

22

 

35

92

感染性胃腸炎

38

49

29

18

38

86

22

110

390

水痘

7

21

13

1

1

8

3

35

89

手足口病

1

2

15

 

2

 

 

2

22

 

伝染性紅斑

3

1

 

 

 

 

3

 

7

 

突発性発疹

1

9

6

 

2

3

2

18

41

百日咳

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

7

 

 

 

10

 

5

23

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

RSウイルス感染症

1

5

 

 

1

1

 

10

18

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

6

2

5

 

3

2

13

6

37

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

1

4

5

 

[ウイルス分離状況] 1.28(第5週) 〜 2.10(第6週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

14

 

14

 

 

2

1