宮城県感染症発生動向調査情報(第 3 週)

宮城県【 平成25 年 01 月 24 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2013.1.14 〜 1.20 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

229

231

199

42

57

183

111

697

1749

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
       大崎管内  男性 1名
       仙台管内  女性 1名、女児*1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:レジオネラ症
       仙台管内  男性 1名
5類感染症:アメーバ赤痢
       仙台管内  男性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[インフルエンザ]
 石巻、気仙沼管内で注意報継続中。
 仙南、塩釜、大崎、栗原、登米、仙台管内で注意報値
 を越えた。
  ※今週になって県全域で注意報値を越え、中には警
   報値に達する勢いの管内もある。また、宮城県保
   健環境センター微生物部や仙台医療センターウイ
   ルスセンターでA香港型インフルエンザウイルス
   の検出が相次いでいるので、ここ2,3週間は特
   に注意が必要である。

[感染性胃腸炎]
 石巻管内で警報継続中。
  ※患者数は減少傾向にあるが、依然としてノロウイ
   ルスが原因の集団発生があるので、今しばらく注
   意が必要である。

[水痘]
 大崎管内で注意報値を越えた。

[流行性耳下腺炎]
 石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

2

2

 

 

1

1

 

4

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

8

9

2

1

 

12

 

40

72

感染性胃腸炎

34

51

30

31

30

80

7

131

394

水痘

15

15

20

5

2

13

6

28

104

手足口病

1

 

2

 

5

3

2

2

15

 

伝染性紅斑

4

 

 

 

 

 

 

 

4

 

突発性発疹

1

7

5

 

3

4

2

11

33

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

1

3

2

 

 

 

 

 

6

 

流行性耳下腺炎

7

2

2

 

2

13

4

9

39

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

 

 

4

5

 

RSウイルス感染症

6

3

 

 

2

 

 

19

30

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

無菌性髄膜炎

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

マイコプラズマ肺炎

3

4

12

3

2

3

7

8

42

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

2

 

 

 

 

 

2

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 1.7(第2週) 〜 1.20(第3週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

17

 

7

 

 

1