宮城県感染症発生動向調査情報(第 48 週)

宮城県【 平成24 年 12 月 06 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2012.11.26 〜 12.2 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

2

22

 

 

 

1

 

5

30

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし    ※男児、女児は6歳未満
2類感染症:結核
       仙南管内 男性 1名
       塩釜管内 男性 1名、女性 1名
       登米管内 女性 1名
       石巻管内 女性 1名
       仙台管内 男性 1名(第47週)、男性 2名
            女性 1名(第44週)、女性 2名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O26)
       仙台管内  女性 1名
4類感染症:報告なし
5類感染症:梅毒
       石巻管内 男性 1名(第47週)
      クロイツフェルト・ヤコブ病
       塩釜管内 女性 1名
      アメーバ赤痢
       仙台管内 男性 1名
      風しん
       仙台管内 男性 1名

 ― 今週の感染症のコメント ―
[感染性胃腸炎]:石巻管内で警報継続中。
        栗原、仙台管内で警報値を超えた。
 ※全国的に患者数が急増している中、県内でも石巻に
  加え、栗原、仙台管内でも警報値を越えたことから
  、引き続き主な原因であるノロウイルスに対して注意が必
  要でである。
[インフルエンザ]  :
 ※患者数はまだ少ないものの、仙台医療センターウイルスセンター
  と宮城県保健環境センター微生物部で、A(H3)型(A香港
  型)インフルエンザウイルスが検出されており、流行期に向か
  っていると考えられるので注意を要する。
[水痘]    :気仙沼管内で警報値継続中。
        仙南、大崎管内で注意報値を越えた。
[流行性耳下腺炎]:石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

2

 

 

3

2

1

 

4

12

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

7

26

1

1

5

21

 

32

93

感染性胃腸炎

76

123

52

46

35

159

25

600

1116

水痘

26

30

20

4

10

13

25

79

207

手足口病

12

1

1

 

5

3

3

13

38

伝染性紅斑

1

1

 

1

 

 

 

3

6

 

突発性発疹

2

3

3

 

3

3

2

16

32

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

10

4

14

 

3

34

 

9

74

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

1

2

 

RSウイルス感染症

1

7

3

3

2

2

 

18

36

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

マイコプラズマ肺炎

9

15

14

14

7

10

17

23

109

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 11.19(第47週) 〜 12.2(第48週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

2

 

2

4

 

2