宮城県感染症発生動向調査情報(第 52 週)

宮城県【 平成23 年 01 月 11 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2010.12.27 〜 1.2 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

64

22

45

5

8

16

8

145

313

 ― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
         登米管内  男性 1名(第50週)
         仙台管内  男性 2名
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし

 ― 今週の感染症のコメント ―
        宮城県感染症対策委員会情報解析部会
[水痘]
 大崎、登米、石巻管内で警報継続中。
[流行性耳下腺炎]
 登米管内で警報継続中。
 栗原、気仙沼管内で注意報値を超えた。
[感染性胃腸炎]
 仙南、栗原、登米、石巻、気仙沼管内で警報継続中。
[伝染性紅斑]
 塩釜管内で警報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

 

 

 

1

 

2

 

8

11

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

7

5

4

1

37

 

34

89

感染性胃腸炎

98

83

37

65

37

103

93

245

761

水痘

15

12

54

5

33

45

5

30

199

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

伝染性紅斑

2

14

9

 

 

8

2

29

64

突発性発疹

2

2

4

 

2

2

3

13

28

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

19

5

12

21

9

12

8

87

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

 

 

1

3

 

RSウイルス感染症

13

4

 

 

 

2

 

17

36

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

5

3

2

 

 

6

4

23

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

2

 

 

5

7

 

[ウイルス分離状況] 12.20(第51週) 〜 1.2(第52週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

 

7

 

 

7

 

 

 

 

インフルエンザA H1N1(新型)が主流のようです。     (コメント:永井小児科医院 永井幸夫)