宮城県感染症発生動向調査情報(第 35 週)

宮城県【 平成21 年 09 月 03 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2009.8.24 〜 8.30 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

14

10

16

 

8

20

3

65

136

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       塩釜管内   男性 1名(第29週)
              女性 1名(第34週)
       仙台管内   男性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O121)
       仙台管内   女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O157)
       仙台管内   男性 1名 女性 1名
      腸管出血性大腸菌感染症(O26)
       仙台管内   女性 1名
4類感染症:報告なし
5類感染症:梅毒
       塩釜管内   男性 1名(第33週)



※新型インフルエンザに関するサーベイランスについて
7月24日付けで「新型インフルエンザ(A/H1N1)に係る今後のサーベイランス体制」に基づき、集団発生サーベイランスを行ってきましたが、8月25日付けで一部改正となり、新型インフルエンザの集団発生であることを確認するためのPCR検査は原則実施する必要がなくなったため、今後は集団感染報告数のみ掲載します。

― 新型インフルエンザ情報(第35週分)―
[集団感染報告数]
宮城県(仙台市も含む)(49)、累計(84)

[診断確定数]
宮城県(5)、仙台市(35)、合計(40)、累計(64)
※累計は第30週からの合計です                   

咽頭結膜熱

 

3

 

1

2

 

 

3

9

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

9

 

 

2

7

 

10

28

感染性胃腸炎

26

32

3

6

18

5

4

103

197

水痘

2

1

2

1

2

4

1

12

25

手足口病

6

12

1

 

4

3

 

16

42

伝染性紅斑

 

1

 

 

 

 

 

7

8

 

突発性発疹

4

8

12

2

3

7

1

23

60

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

3

6

2

1

10

 

 

11

33

流行性耳下腺炎

 

2

2

 

 

 

1

8

13

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

RSウイルス感染症

 

 

1

 

 

 

 

6

7

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

4

 

 

1

2

12

6

29

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

1

 

1

 

2

 

 

1

5

 

[ウイルス分離状況] 8.17(第34週) 〜 8.30(第35週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

 

5

 

 

 

 

 

 

 

仙台市内でも新型インフルエンザの感染が拡大し始めました。御注意下さい。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)