宮城県感染症発生動向調査情報(第 17 週)

宮城県【 平成21 年 05 月 01 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2009.4.20 〜 4.26 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

15

47

24

35

58

28

68

50

325

― 今週の全数報告疾病 ―
1、3、4類感染症:報告なし
2類感染症:結核 塩釜管内   男性 3名
         栗原管内   男性 1名
         仙台管内   男性5名 女性2名
5類感染症:アメーバ赤痢 仙台管内  男性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[インフルエンザ] 気仙沼管内で警報継続中。
[新型インフルエンザ] メキシコや米国において豚インフルエンザのヒトからヒトへの感染が確認され、WHOはパンデミック警報レベルをフェーズ5に引き上げた(4月30日)これにより日本でも監視体制が強化されている。
県でも発熱相談センターを設置し、新型インフルエンザが流行している地域から帰国した方を中心に相談を受け付けている。
各相談窓口や関連情報については疾病・感染症対策室のホームページへ
http://www.pef.miyagi.jp/menu/inful.htm

 ※感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の届出基準が一部改正され、平成20年1月1日より、「風疹」、「麻疹(成人麻疹を除く)」及び「成人麻疹」が5類全数把握対象感染症に移行しました。
 また平成20年5月12日より、感染症の類型に新たに「新型インフルエンザ等感染症」が、さらに二類感染症に鳥インフルエンザ(病原体がインフルエンザウイルスA属インフルンザであってその血清亜型がH5N1であるものに限る)が追加されました。これにともない、四類感染症の鳥インフルエンザが鳥インフルエンザ(H5N1を除く)に改正されました。また五類感染症のインフルエンザはインフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)に改正されました。
詳しくは厚生労働省のHPへ
http/www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/16.html

咽頭結膜熱

 

1

 

 

 

2

 

3

6

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

36

 

2

8

10

 

43

100

感染性胃腸炎

67

80

39

24

42

34

21

259

566

水痘

5

2

7

 

 

5

3

28

50

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

伝染性紅斑

 

2

2

 

 

 

 

1

5

 

突発性発疹

3

5

1

1

3

6

3

20

42

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

4

1

 

 

 

1

1

4

11

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

1

 

1

 

 

12

4

18

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 4.13(第16週) 〜 4.26(第17週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

1

2

 

 

 

 

 

2

2