宮城県感染症発生動向調査情報(第 16 週)

宮城県【 平成21 年 04 月 23 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2009.4.13 〜 4.19 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

30

85

44

20

61

29

85

62

416

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       石巻管内   女性 1名
       塩釜管内   男性 1名(第15週)
              女性 1名
       仙台管内   男性 1名 女性 2名
3類感染症:報告なし
4類感染症:A型肝炎
       大崎管内   女性 1名(第15週)
      つつが虫病
       仙台管内   男性 1名
5類感染症:ウイルス性肝炎
       大崎管内   男性 1名(第15週)


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[インフルエンザ]
 登米、気仙沼管内で警報継続中。

[感染性胃腸炎]
 感染性胃腸炎は細菌やウイルスなどの病原体による嘔吐、下痢を主症状とした感染症の総称で、毎年秋から冬にかけて流行するがその多くはノロウイルスやロタウイルスどウイルス感染が原因である。
 患者報告数は減少傾向にあるが、仙南保健所管内でロタウイルスが原因の集団発生が相次いだので注意を要する。
 予防については下記宮城県保健福祉部疾病・感染症対策室のホームページへ

http://www.pref.miyagi.jp/situkan/kansensho/kansenseiityouen.htm

咽頭結膜熱

1

 

 

 

 

 

 

2

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

24

8

2

4

8

 

35

84

感染性胃腸炎

41

52

19

17

32

29

25

233

448

水痘

6

5

5

 

4

9

8

17

54

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝染性紅斑

1

1

 

 

 

 

 

4

6

 

突発性発疹

2

4

2

 

1

3

1

23

36

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

4

 

 

1

 

 

12

18

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

1

 

1

4

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

5

1

1

 

1

13

8

29

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 4.6(第15週) 〜 4.19(第16週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

3

3

 

 

 

 

 

4