宮城県感染症発生動向調査情報（第 12 週）

宮城県【 平成21 年 03 月 26 日 】発行　情報収集：宮城県保健環境センター
― 2009.3.16 〜 3.22 患者発生数（定点医療機関） ―
（【傾向の凡例】◎：今後の情報に十分注意　○：今後の情報に留意　レ：減少傾向）

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

279

409

341

55

337

485

280

1362

3548

◎

― 今週の全数報告疾病 ―
１類感染症：報告なし
２類感染症：結核
　　　　　　　塩釜管内　　　男性１名（第１１週）
　　　　　　　大崎管内　　　男性１名
　　　　　　　気仙沼管内　　男性１名
３類感染症：報告なし
４類感染症：報告なし
５類感染症：報告なし

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[インフルエンザ]
　仙南、大崎、登米、石巻、仙台管内で警報継続中。
　気仙沼管内で警報値を超えた。
　塩釜管内で注意報継続中。
　栗原管内で注意報値を超えた。
　先週に続き報告数が多く、全管内で警報、注意報値を超えている。特に県北部での報告数の増加が著しい。
　小中学校が春休みに入ったものの、引き続き注意を要する。

[A群溶血性ﾚﾝｻ球菌咽頭炎]
　塩釜、石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

　

1

　

　

　

　

　

8

9

　

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

　

33

6

1

12

12

　

44

108

◎

感染性胃腸炎

33

79

39

18

51

30

20

251

521

◎

水痘

16

3

6

　

2

11

9

32

79

◎

手足口病

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

伝染性紅斑

2

　

　

　

　

1

　

1

4

　

突発性発疹

5

7

4

1

4

5

4

12

42

○

百日咳

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ヘルパンギーナ

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

流行性耳下腺炎

　

5

2

　

1

1

1

6

16

　

急性出血性結膜炎

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

流行性角結膜炎

　

2

　

　

　

　

　

　

2

　

ＲＳウイルス感染症

　

　

　

　

　

　

　

3

3

　

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

無菌性髄膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

マイコプラズマ肺炎

3

5

　

2

　

　

10

12

32

　

クラミジア肺炎(オウム病除く)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

川崎病

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

不明の発疹性疾患

　

　

　

　

1

　

　

2

3

　

[ウイルス分離状況] 3.9(第11週) 〜 3.22(第12週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

52

1

2

　

　

　

　

　

　

　

インフルエンザB型は、今週に入って急速に終息しつつあります。（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）