宮城県感染症発生動向調査情報(第 9 週)

宮城県【 平成21 年 03 月 05 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2009.2.23 〜 3.1 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

255

346

92

9

38

150

7

964

1861

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       塩釜管内   男性 1名
       登米管内   女性 1名
       気仙沼管内  女性 1名
       仙台管内   男性 2名 女性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:A型肝炎
       大崎管内   女性 1名
      レジオネラ症
       栗原管内   男性 1名
5類感染症:ウイルス性肝炎
       仙台管内   男性 1名(第8週)

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[水痘]
 気仙沼管内で警報継続中。

[感染性胃腸炎]
 栗原管内で警報継続中。

[インフルエンザ]
 仙南管内で警報値を超えた。
 石巻、仙台管内で警報継続中。
 塩釜管内で注意報継続中。
 大崎管内で注意報値を超えた。
 県全体の報告数が再度増加し、特に県南地区の報告数多い。
 B型の検出報告割合が増加しており、流行の主流がA型からB型に移行している可能性があるので、今後の動向に注意を要する。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、石巻管内で警報継続中。

咽頭結膜熱

1

3

 

 

 

 

 

3

7

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

43

3

7

5

26

 

69

153

感染性胃腸炎

44

114

22

38

54

26

23

305

626

水痘

9

13

14

1

3

15

14

71

140

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝染性紅斑

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

突発性発疹

 

4

4

 

2

4

5

15

34

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

3

6

5

 

3

1

 

10

28

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

4

3

 

 

3

6

7

26

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

 

 

 

 

2

3

 

[ウイルス分離状況] 2.16(第8週) 〜 3.1(第9週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

39

2

3

 

 

 

 

 

 

 

インフルエンザB型が流行しています。とくに幼児・小・中学生での流行が目立っています。