宮城県感染症発生動向調査情報（第 2 週）

宮城県【 平成21 年 01 月 15 日 】発行　情報収集：宮城県保健環境センター
― 2009.1.5 〜 1.11 患者発生数（定点医療機関） ―
（【傾向の凡例】◎：今後の情報に十分注意　○：今後の情報に留意　レ：減少傾向）

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

143

198

132

41

95

163

73

471

1316

◎

今週の全数報告疾病
１類感染症：報告なし
２類感染症：結核
　　　　　　　塩釜管内　 男性　４名
　　　　　　　大崎管内　　女性　１名
　　　　　　　石巻管内　　男性　１名
　　　　　　　　　　　　　女性　１名
　　　　　　　仙台管内　　男性　２名
３類感染症：報告なし
４類感染症：レジオネラ症
　　　　　　　仙台管内　　男性　１名
５類感染症：アメーバ赤痢
　　　　　　　仙台管内　　男性　１名
　　　　　　麻しん
　　　　　　　仙台管内　　女児 *１名（年齢1歳）
　　　　 *：男児・女児は6歳未満


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[水痘]
　仙南管内で注意報、気仙沼管内で警報継続中。
　登米管内で警報値を超えた。
　大崎、栗原、石巻管内で注意報値を超えた。

[感染性胃腸炎]
　栗原、気仙沼管内で警報値を超えた。

[インフルエンザ]
　県全保健所管内・仙台管内ともに注意報値を超えた。
　今後さらに患者数が増加すると考えられるので注意を要する。　　　　　　　　　　　　　　　　

咽頭結膜熱

2

3

　

2

　

　

　

5

12

　

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

　

23

1

1

10

4

　

37

76

○

感染性胃腸炎

96

125

35

40

59

46

67

359

827

◎

水痘

28

23

22

9

33

25

33

96

269

◎

手足口病

　

　

　

　

1

1

3

5

10

　

伝染性紅斑

5

1

　

　

　

3

　

2

11

　

突発性発疹

3

7

5

1

1

7

1

18

43

○

百日咳

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ヘルパンギーナ

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

流行性耳下腺炎

　

12

　

　

2

　

　

28

42

○

急性出血性結膜炎

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

流行性角結膜炎

　

1

1

　

　

　

　

　

2

　

ＲＳウイルス感染症

　

1

　

1

5

　

　

10

17

　

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

無菌性髄膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

マイコプラズマ肺炎

1

24

1

1

1

8

8

6

50

　

クラミジア肺炎(オウム病除く)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

川崎病

　

　

　

　

　

　

　

4

4

　

不明の発疹性疾患

　

　

　

　

　

　

　

3

3

　

[ウイルス分離状況] 12.29(第１週) 〜 1.11(第2週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

インフルエンザA型が増加しています。（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）