宮城県感染症発生動向調査情報(第 39 週)

宮城県【 平成20 年 10 月 02 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.9.22 〜 9.28 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       塩釜管内  女性 1名(第33週)
  男性 1名(第38週)
  男性 2名
       石巻管内  男性 2名
       仙台管内  男性 3名 女性 4名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       登米管内  女児*1名(O121)
       仙南管内  女性 1名(O157)
       仙台管内   女性 1名(O157)
4類感染症:報告なし
5類感染症:アメーバ赤痢
       仙台管内  男性 1名(第38週)
      麻疹
       仙台管内  男性 1名(60歳)
     *:男児・女児は6歳未満

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[手足口病]
 登米管内で警報継続中。
[ヘルパンギーナ]
 栗原管内で警報継続中。

【AIDS患者、HIV感染者累積報告数】
平成20年6月29日現在
      HIV感染者    AIDS患者
宮城県    70(1)         39(0)
全国   9,953(276)   4,671(109)

( )内は平成20年3月31日〜平成0年6月29日分の報告数である。
国立感染症研究所・感染症情報センター
IASR2008年9月報より            

咽頭結膜熱

 

1

 

 

 

1

 

1

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

15

1

2

4

3

 

5

31

感染性胃腸炎

19

20

4

9

24

6

3

71

156

水痘

 

8

1

4

1

1

1

11

27

手足口病

8

16

10

3

10

15

2

64

128

伝染性紅斑

2

 

 

 

 

 

 

3

5

 

突発性発疹

2

7

5

4

3

6

3

20

50

百日咳

 

 

 

 

 

2

 

 

2

 

ヘルパンギーナ

1

11

4

5

4

3

 

22

50

流行性耳下腺炎

2

6

 

 

4

1

 

7

20

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

2

3

 

RSウイルス感染症

 

2

 

 

 

 

 

14

16

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

13

 

 

 

3

4

7

27

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 9.15(第38週) 〜 9.28(第39週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

2

 

 

 

 

 

 

 

乳幼児の間でRSウィルスによる細気管支炎とパラインフルエンザウィルスによるクループがみられます。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)