宮城県感染症発生動向調査情報(第 36 週)

宮城県【 平成20 年 09 月 11 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.9.1 〜 9.7 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       仙南管内   女性 1名(第35週)
       塩釜管内   女性 1名(第25週)
              男性 1名
       栗原管内   女性 1名
       登米管内   男性 1名 女性 1名
気仙沼管内  女性 1名(第35週)
       仙台管内   男性 2名 女性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       登米管内   男性 2名(O26)
       気仙沼管内  男性 1名(O26)(第35週)
              女性 1名(O157)
       仙台管内   女性 3名(O157)
              女児 *1名(O157)
              女性 1名(O103)
4類感染症:レジオネラ症
       塩釜管内   男性 1名
       仙台管内   男性 1名
5類感染症:報告なし
          *:男児・女児は6歳未満


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[ヘルパンギーナ]
 栗原管内で警報値を超えた。


[ヘルパンギーナ]
 今シーズンは第31週にピークに達し、以後報告数は減少しているが、今週栗原管内で再び警報値を超えているので、依然として注意を要する。           

咽頭結膜熱

 

 

 

3

1

 

 

 

4

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

14

 

 

7

1

 

15

39

感染性胃腸炎

28

25

4

17

12

9

3

108

206

水痘

1

3

2

 

1

1

4

11

23

 

手足口病

6

22

3

2

10

2

6

58

109

伝染性紅斑

1

 

 

 

1

6

 

1

9

 

突発性発疹

3

2

5

3

3

7

1

34

58

百日咳

 

 

 

 

 

2

 

 

2

 

ヘルパンギーナ

7

19

6

12

14

7

6

77

148

流行性耳下腺炎

 

3

 

 

 

 

 

4

7

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

8

8

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

9

 

2

 

4

10

6

31

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

 

3

 

 

9

13

 

[ウイルス分離状況] 8.25(第35週) 〜 9.7(第36週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

1

 

 

 

 

3

 

 

1

8月下旬から、乳幼児にRSウィルスによる細気管支炎が流行しています。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)