宮城県感染症発生動向調査情報(第 35 週)

宮城県【 平成20 年 09 月 04 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.8.25 〜 8.31 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       大崎管内  男性 1名
       登米管内  男性 1名 女性 1名
         男児 *1名 女児*1名(関連)
       石巻管内  女性 1名(第33週)
             男性 1名(第34週)
       仙台管内  男性 2名 女性 3名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       登米管内  男児*1名(O121)
       仙台管内  女性 1名(O157)
4類感染症:報告なし
5類感染症:後天性免疫不全症候群
       仙台管内  男性 1名
      アメーバ赤痢
       仙台管内  男性 1名
     *:男児・女児は6歳未満


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[腸管出血性大腸菌感染症]
 ベロ毒素を産生する大腸菌によって引き起こされる感染症で、O157やO26、O121、O103などタイの異なる大腸菌がある。
 例年夏季に多く発生し、8月がもっとも多い傾向にあるが、9月に入っても報告が続いている。
 引き続き注意が必要である。予防法などについては、宮城県保健福祉部疾病・感染症対策室ホームページへ

http://www.pref.miyagi.jp/situkan/kansensho/daichoukin.htm         

咽頭結膜熱

 

2

 

 

1

 

 

2

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

10

1

2

4

 

 

10

29

感染性胃腸炎

9

22

10

9

19

12

4

80

165

水痘

4

3

 

 

 

 

5

12

24

手足口病

9

11

2

2

10

5

1

41

81

伝染性紅斑

8

 

 

 

 

 

 

5

13

 

突発性発疹

2

6

5

1

3

7

6

22

52

百日咳

 

 

 

 

 

2

 

 

2

 

ヘルパンギーナ

3

19

9

1

23

8

6

67

136

流行性耳下腺炎

1

9

 

 

 

 

2

8

20

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

18

 

 

1

3

9

10

41

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

3

 

 

3

6

 

[ウイルス分離状況] 8.18(第34週) 〜 8.31(第35週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

1

 

 

 

 

 

 

 

1