宮城県感染症発生動向調査情報(第 28 週)

宮城県【 平成20 年 07 月 17 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.7.7 〜 7.13 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核 大崎管内 男性 1名 女性 1名
       登米管内 男性 1名(第27週)
       仙台管内 男性 3名 女性 1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
 仙台管内 男性 1名(O157)女性 2名(O157)関連
4類感染症:レジオネラ症 仙南管内 男性1名(第27週)
       大崎管内 男性 1名
       仙台管内 男性 1名
      E型肝炎 仙台管内 男性 1名
5類感染症:梅毒 石巻管内 女性 1名(第27週)
 ウイルス性肝炎 仙台管内 男性 1名
 後天性免疫不全症候群 仙台管内 男性 1名
― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[ヘルパンギーナ] 栗原、登米、石巻内で警報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎] 塩釜、登米管内で警報継続中。
[ヘルパンギーナ] 国立感染症研究所染症情報センターによれば、定点当たり報告数は第20週以降増加が続いており、県内でも第24週から登米・石巻管内を中心に報告数が急増している。例年、第29週の前後にピークに達するので今後注意を要する。

<<STD 発生動向調査情報(月報) 6月>>
 宮城県【平成20年07月17日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         30  27
性器ヘルペスウイルス感染症       3  17
尖圭コンジローマ           14   8
淋菌感染症              19   4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  28  13
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     12   4
薬剤耐性緑膿菌感染症          1   0

咽頭結膜熱

1

1

 

3

 

1

1

10

17

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

23

2

5

11

9

 

37

89

感染性胃腸炎

18

32

11

14

30

5

5

176

291

水痘

14

24

3

1

5

4

4

35

90

手足口病

3

4

1

7

4

2

 

18

39

伝染性紅斑

1

 

 

 

 

1

 

8

10

 

突発性発疹

2

14

6

3

4

3

5

26

63

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

1

13

16

11

32

77

5

75

230

流行性耳下腺炎

5

2

2

 

 

 

 

9

18

 

急性出血性結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

19

 

3

1

 

5

5

37

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

2

 

 

8

10

 

[ウイルス分離状況] 6.30(第27週) 〜 7.13(第28週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

11