宮城県感染症発生動向調査情報(第 30 週)

宮城県【 平成20 年 07 月 31 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.7.21 〜 7.27 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核 塩釜管内  男性1名
         石巻管内  女性1名
         気仙沼管内 女性1名 女児*1名
         仙台管内  女性3名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       仙台管内 男性1名(O157)女性1名(O157)
4類感染症:レジオネラ症 仙台管内  男性1名
5類感染症:アメーバ赤痢 塩釜管内  男性1名
      麻疹 仙台管内 男性1名(21歳)
*:男児・女児は6歳未満

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[ヘルパンギーナ] 栗原、登米、石巻管内で警報継続中。

[咽頭結膜熱] 栗原管内で警報継続中。

※ 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の届出基準が一部正され、平成20年1月1日より「風疹」「麻疹(成人麻疹を除く)」及び「成人麻疹」が5類全数把握対象感染症に移行しました。
 また平成20年5月12日より、感染症の類型に新たに「新型インフルエンザ等感染症」が、さらに二類感染症に鳥インフルエンザ(病原体がインフルエンザウイルスA属インフルエンザであってその血清亜型がH5N1であるものに限る)が追加されました。これにともない、四類感染症の鳥インフルエンザが鳥インフルエンザ(H5N1を除く)に改正されました。また五類感染症のインフルエンザはインフルエンザ(鳥ンフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)に改正されました。

詳しくは厚生労働省のHPへ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/16.html

咽頭結膜熱

1

4

2

2

1

 

 

4

14

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

21

3

1

5

1

 

16

47

感染性胃腸炎

13

21

32

19

23

13

2

100

223

水痘

10

16

4

7

1

3

8

24

73

手足口病

1

13

2

1

2

10

4

64

97

伝染性紅斑

7

1

 

 

 

 

 

6

14

突発性発疹

3

9

10

3

3

4

6

23

61

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

ヘルパンギーナ

9

31

16

12

31

79

12

144

334

流行性耳下腺炎

 

8

4

1

 

1

1

4

19

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

 

 

 

2

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

20

 

1

 

 

5

4

31

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 7.14(第29週) 〜 7.27(第30週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

3

2

 

 

1

 

 

1

1