宮城県感染症発生動向調査情報(第 12 週)

宮城県【 平成20 年 03 月 27 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.3.17 〜 3.23 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

7

111

6

1

5

11

5

64

210

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核 塩釜管内  男性 2名
         石巻管内  女性 1名
         大崎管内  男性 1名
         仙台管内  男性 3名 女性1名
3類感染症:細菌性赤痢
         栗原管内  女性 1名
4類感染症:Q熱  塩釜管内  女性 1名
5類感染症:麻疹 仙台管内  女性 1名(年齢12)

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[感染性胃腸炎]
 仙南、登米管内で警報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、登米、石巻管内で警報継続中。


[C型インフルエンザ]
 独立行政法人国立病院機構仙台医療センターの報告によれば、2月よりC型インフルエンザウイルスの分離が相次いでいる。C型インフルエンザの流行には波があるとされているが、流行する年には日本各地で分離されたこともあるので注意を要する。
詳しくは下記URLへhttp//idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3382.html

【AIDS患者、HIV感染者累積報告数】
    平成19年12月30日現在
     AIDS患者 HIV感染者
宮城県    39(1)    68(4)
全国    4,450(95)   9,392(277)
( )内は平成19年10月1日〜12月30日分の報告数である。
国立感染症研究所・感染症情報センター
IASR2008年3月報より  

咽頭結膜熱

 

 

 

1

 

 

 

4

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

41

8

6

13

19

 

52

141

感染性胃腸炎

65

98

59

22

50

33

24

380

731

水痘

2

18

17

2

8

15

1

85

148

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

伝染性紅斑

7

 

 

 

 

 

 

3

10

 

突発性発疹

2

10

4

1

2

3

4

15

41

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

1

 

1

 

 

 

2

 

流行性耳下腺炎

2

4

1

1

 

 

 

3

11

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

1

 

1

 

 

 

 

1

3

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

4

 

 

4

8

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

13

 

 

 

6

13

13

47

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

1

2

 

[ウイルス分離状況] 3.10(第11週) 〜 3.23(第12週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

6