宮城県感染症発生動向調査情報（第 6 週）

宮城県【 平成20 年 2 月 14 日 】発行　情報収集：宮城県保健環境センター
― 2008.2.4 〜 2.10 患者発生数（定点医療機関） ―
（【傾向の凡例】◎：今後の情報に十分注意　○：今後の情報に留意　レ：減少傾向）

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

161

295

114

13

78

115

91

489

1356

◎

― 今週の全数報告疾病 ―
１、３、４類感染症：報告なし
２類感染症：結核　塩釜管内　　　女性　１名
　　　　　　　　　仙台管内　男性　２名　女性　１名
５類感染症：梅毒　仙台管内　　　女児　１名
　　　　　　風疹　仙台管内　　　男性　２名
　　　　　　麻疹　仙台管内　　　女性　１名
― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[インフルエンザ]
　仙南、塩釜、大崎、登米、石巻、気仙沼、仙台管内で注意報値継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
　塩釜管内で警報継続中。石巻管内で警報値を超えた。
[感染性胃腸炎]　登米管内で警報継続中。
[水痘]　大崎管内で警報継続中。
【ＨＩＶ感染者、ＡＩＤＳ患者累積報告数】平成19年9月30日現在
　　　　ＨＩＶ感染者　　　 ＡＩＤＳ患者
宮城県　 　42(1) 　　　　　　　　38(4)
全国　　 9,115(274) 4,355(114)
( )内は平成19年7月2日〜9月30日分の報告数である。
国立感染症研究所・感染症情報センター　 IASR2007年12月報より
<<ＳＴＤ　発生動向調査情報（月報） 1月>>
　宮城県【平成20年02月14日】発行
　情報収集：宮城県保健環境センター
　　　　　　　　　　　　　　 　　　　(男性)　(女性)
性器クラミジア感染症　　　　　　　　　２１　　１７
性器ヘルペスウイルス感染症　　　　　　　４　　１２
尖圭コンジローマ　　　　　　　　　　　　２　　　６
淋菌感染症　　　　　　　　　　　　　　２１　　　３
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症　　３７　　１６
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症　　　　　　２　　　３
薬剤耐性緑膿菌感染症　　　　　　　　　　０　　　０

咽頭結膜熱

　

2

1

　

　

　

　

1

4

　

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

　

45

6

4

7

24

　

51

137

◎

感染性胃腸炎

53

94

32

33

78

32

22

340

684

◎

水痘

10

18

23

　

7

9

3

42

112

◎

手足口病

2

　

　

　

1

　

　

2

5

　

伝染性紅斑

1

1

　

　

　

1

　

9

12

　

突発性発疹

1

5

6

2

1

2

1

27

45

○

百日咳

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ヘルパンギーナ

3

　

　

　

　

　

1

1

5

　

流行性耳下腺炎

3

1

　

1

1

　

1

3

10

　

急性出血性結膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

流行性角結膜炎

　

1

　

　

　

　

　

　

1

　

ＲＳウイルス感染症

2

2

　

　

6

　

　

10

20

　

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

無菌性髄膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

マイコプラズマ肺炎

　

3

1

2

2

2

1

8

19

○

クラミジア肺炎(オウム病除く)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

川崎病

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

不明の発疹性疾患

　

　

　

　

　

　

　

2

2

　

[ウイルス分離状況] 1.28(第5週) 〜 2.10（第6週） 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

35

　

6

　

　

1

　

7

　

1

インフルエンザＡソ連型がみられますが、今のところ勢いはありません。（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）