宮城県感染症発生動向調査情報(第 45 週)

宮城県【 平成20 年 11 月 13 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2008.11.3 〜 11.9 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

6

 

 

 

 

1

 

11

18

 

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       仙南管内   女性 1名
       塩釜管内   女性 1名(第44週)
       石巻管内   男性 2名(第44週)
       気仙沼管内  女性 1名
       仙台管内   男性 1名 女性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[手足口病]
 石巻管内で警報値を超えた。

[RSウイルス感染症]
 RSウイルス感染症には警報・注意報基準値は設定されていないが、患者報告が増加しており、今週は5か所の保所から報告されている。
 特に1歳以下の年齢群の報告が多い。
 また仙台医療センターウイルスセンターではRSウイルスの分離が続いている。
 例年、年末年始に流行のピークをむかえているので、今後も注意を要する。                

咽頭結膜熱

 

2

 

1

 

 

 

1

4

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

19

3

5

8

4

 

15

55

感染性胃腸炎

14

19

5

17

21

12

5

79

172

水痘

1

11

6

2

11

3

4

39

77

手足口病

8

18

1

1

9

25

 

23

85

伝染性紅斑

7

2

3

 

 

 

 

4

16

 

突発性発疹

3

4

 

1

1

4

3

21

37

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

4

 

 

 

 

 

3

7

 

流行性耳下腺炎

2

6

1

 

8

 

 

5

22

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

RSウイルス感染症

 

5

1

3

2

 

 

16

27

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

24

 

1

 

4

9

10

52

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 10.27(第44週) 〜 11.9(第45週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

13

 

 

1

3

 

 

 

RSウィルス感染症による入院例が増えています。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)