宮城県感染症発生動向調査情報（第 47 週）

宮城県【 平成20 年 11 月 27 日 】発行　情報収集：宮城県保健環境センター
― 2008.11.17 〜 11.23 患者発生数（定点医療機関） ―
（【傾向の凡例】◎：今後の情報に十分注意　○：今後の情報に留意　レ：減少傾向）

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

1

　

　

　

　

3

3

11

18

　

― 今週の全数報告疾病 ―
１類感染症：報告なし
２類感染症：結核
　　　　　　　大崎管内　　男性１名（第４３週）
　　　　　　　　　　　　　女性１名
　　　　　　　登米管内　　男性１名
　　　　　　　仙台管内　　男性２名
　　　　　　　　　　　　　女性２名
３類感染症：腸管出血性大腸菌感染症（O26）
　　　　　　　塩釜管内　　女児＊１名
４類感染症：報告なし
５類感染症：報告なし
　　　　　　　　　　　　　＊：男児、女児は６歳未満

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
　栗原管内で警報値を超えた。
[感染性胃腸炎]
　先から今週にかけて、塩釜管内と仙台管内でノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の集団発生があった。まだ定点医療機関からの報告数は警報レベル開始基準値に達していないが、これから流行期にむかうので今後の動向に注意を要する。　　　　　　　　　　　　　　　

咽頭結膜熱

　

5

　

　

　

　

　

3

8

　

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

　

29

10

13

9

6

　

33

100

◎

感染性胃腸炎

24

40

9

21

34

12

2

149

291

◎

水痘

3

10

13

　

11

2

5

44

88

◎

手足口病

　

2

3

1

3

12

1

17

39

○

伝染性紅斑

7

　

　

　

　

3

　

　

10

　

突発性発疹

2

6

5

3

4

4

1

31

56

◎

百日咳

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

ヘルパンギーナ

　

5

1

　

　

　

　

5

11

　

流行性耳下腺炎

　

5

　

　

7

2

　

12

26

○

急性出血性結膜炎

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

流行性角結膜炎

　

1

　

　

　

　

　

1

2

　

ＲＳウイルス感染症

　

6

5

2

2

3

　

12

30

○

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

無菌性髄膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

マイコプラズマ肺炎

2

22

　

5

1

　

9

13

52

レ

クラミジア肺炎(オウム病除く)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

川崎病

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

不明の発疹性疾患

　

　

　

　

　

　

　

7

7

　

[ウイルス分離状況] 11.10(第46週) 〜 11.23(第47週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

　

1

4

　

　

　

3

　

　

2

インフルエンザ（A型あるいはB型）がぼつぼつ出てきました。御留意下さい。