宮城県感染症発生動向調査情報（第 26 週）

宮城県【 平成19 年 7 月 5 日 】発行　情報収集：宮城県保健環境センター
― 2007.6.25 〜 7.1 患者発生数（定点医療機関） ―
（【傾向の凡例】◎：今後の情報に十分注意　○：今後の情報に留意　レ：減少傾向）

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

1

1

　

　

　

11

1

4

18

レ

― 今週の全数報告疾病 ―

１類感染症：報告なし
２類感染症：結核
　　　　　　　仙台管内　男性　２名 女性　１名
３類感染症：腸管出血性大腸菌感染症（O26）
　　　仙台管内　男性　２名 男児 １名 女性　１名
４類感染症：報告なし
５類感染症：報告なし



― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[咽頭結膜熱]
　塩釜、栗原管内で警報継続中。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
　登米、石巻管内で警報継続中。

[水痘]
　栗原管内で注意報値を超えた。

[伝染性紅斑]
　大崎、石巻、気仙沼管内で警報継続中。
　仙台管内で警報値を超えた。


【ヘルパンギーナ】
　国立感染症研究所感染症情報センターによれば、ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加し、第26週現在で西日本を中心に流行している。宮城県でも例年第30週頃にﾋﾟｰｸをえる。石巻管内で患者数が増加していることから、流行の兆しと考えられるので今後の動向に注意を要する。

咽頭結膜熱

1

15

9

9

1

1

　

15

51

◎

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

34

12

1

14

13

　

44

120

◎

感染性胃腸炎

35

28

7

10

15

7

10

183

295

◎

水痘

14

13

7

12

2

14

9

36

107

◎

手足口病

1

　

　

1

　

　

　

4

6

　

伝染性紅斑

4

5

15

1

2

22

30

57

136

◎

突発性発疹

4

4

5

1

2

6

1

29

52

◎

百日咳

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

風疹

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ヘルパンギーナ

　

5

5

3

　

24

　

6

43

○

麻疹

　

1

2

　

　

　

　

2

5

　

流行性耳下腺炎

2

5

2

　

4

1

1

17

32

レ

急性出血性結膜炎

　

　

　

　

　

　

　

5

5

　

流行性角結膜炎

　

　

　

　

　

　

　

5

5

　

ＲＳウイルス感染症

　

　

　

1

　

　

　

1

2

　

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

　

　

　

　

　

　

　

1

1

　

無菌性髄膜炎

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

マイコプラズマ肺炎

3

18

3

2

1

6

18

3

54

　

クラミジア肺炎(オウム病除く)

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

成人麻疹

　

　

　

　

　

　

　

3

3

　

川崎病

　

　

2

　

　

　

　

1

3

　

不明の発疹性疾患

　

　

　

　

　

　

　

6

6

　

[ウイルス分離状況] 6.18(第25週) 〜 7.1(第26週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

　

7

　

　

2