宮城県感染症発生動向調査情報(第 22 週)

宮城県【 平成19 年 6 月 7 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.5.28 〜 6.3 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

21

15

11

7

21

80

17

34

206

― 今週の全数報告疾病 ―

1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       塩釜管内 男性 3名
       仙台管内 男性 2名 女性 2名
3類感染症:報告なし
4類感染症:レジオネラ症
       仙台管内 男性 1名
5類感染症:後天性免疫不全症候群(第21週)
       仙台管内 男性 1名


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[インフルエンザ]
 石巻管内で注意報継続中。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 登米管内で警報継続中。

[伝染性紅斑]
 大崎、栗原、石巻、気仙沼管内で警報継続中。
 登米管内で警報値を超えた。


【伝染性紅斑】
国立感染症研究所感染症情報センターによれば、伝染性紅斑の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較してかなり多い状態となっている。宮城県でも同様に過去5年間と比較して最も高いレベルで推移しているので今後の動向に注意を要する。

咽頭結膜熱

 

19

 

1

3

2

 

5

30

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

26

8

4

17

18

 

45

119

感染性胃腸炎

32

40

24

8

34

39

30

268

475

水痘

3

29

7

 

6

14

7

46

112

手足口病

 

 

1

 

 

 

 

1

2

 

伝染性紅斑

1

13

12

2

11

8

19

33

99

突発性発疹

2

5

6

1

4

8

1

28

55

百日咳

 

 

 

 

1

 

 

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

1

 

1

2

 

麻疹

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

 

6

6

4

3

1

2

44

66

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

1

2

 

 

 

1

 

1

5

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

19

1

2

 

18

4

6

53

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

成人麻疹

 

 

1

 

 

 

 

8

9

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

7

8

 

[ウイルス分離状況] 5.21(第21週) 〜 6.3(第22週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

1

1