宮城県感染症発生動向調査情報(第 20 週)

宮城県【 平成19 年 5 月 24 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.5.14 〜 5.20 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

13

8

22

10

24

78

14

77

246

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       大崎管内 男性 1名
       仙台管内 男性  2名 女性 2名
3類感染症:腸チフス
       仙台管内 男性 1名
4類感染症:レジオネラ症
       仙南管内 男性 1名
      E型肝炎
       仙台管内 男性 1名
      後天性免疫不全症候群
       仙台管内 男性 1名
5類感染症:髄膜炎菌性髄膜炎
       塩釜管内 男性 1名
      アメーバ赤痢
       仙台管内 男性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[咽頭結膜熱]
 栗原管内で警報継続中。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 栗原管内で注意報値を超えた。

[伝染性紅斑]
 大崎、栗原、石巻、気仙沼管内で警報継続中。
 ここ10年で報告数が最も高い値で推移している。
 今後の動向に注意を要する。

【成人麻】
 関東を中心に成人麻疹が流行している中、宮城県でも第20週に8名(大崎管内1名、仙台管内7名)の患者が報告されている。引き続き、今後の動向に注意を要する。

咽頭結膜熱

 

6

1

5

1

7

 

1

21

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

22

13

10

11

15

 

53

124

感染性胃腸炎

30

42

21

7

42

34

26

209

411

水痘

10

20

4

5

3

13

5

40

100

手足口病

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

伝染性紅斑

7

9

7

3

4

14

19

36

99

突発性発疹

2

9

4

 

3

3

 

19

40

百日咳

 

 

1

1

 

 

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

1

 

 

 

1

 

 

2

 

麻疹

 

1

1

 

 

 

 

9

11

 

流行性耳下腺炎

1

 

3

3

5

 

2

15

29

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

13

1

4

 

28

3

9

60

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

成人麻疹

 

 

1

 

 

 

 

7

8

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 5.7(第19週) 〜 5.20(第20週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

 

 

 

 

1

 

 

 

1