宮城県感染症発生動向調査情報(第 15 週)

宮城県【 平成19 年 4 月 19 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.4.9 〜 4.15 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

25

101

55

18

45

99

28

225

596

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       仙台管内 男性 2名(第14週)
           男性 1名 女性 3名
3類感染症:報告なし
4類感染症:A型肝炎
       仙台管内 男性 1名
5類感染症:後天性免疫不全症候群
       仙台管内 男性 1名(第13週)
      梅毒
       仙台管内 男性 1名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[インフルエンザ]
石巻管内で警報継続中。

[伝染性紅斑]
大崎、登米、気仙沼管内で警報継続中。
石巻管内で警報値を超えた。

[流行性耳下腺炎]
栗原管内で注意報値を超えた。

[急性出血性結膜炎]
大崎管内で警報値を超えた。

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の一部が改正され平成19年4月1日より施行されました。これにより届出感染症の1類から5類の内容が、結核が2類に分類されるなど一部変更になりました。新しい分類については近日中に当センターのホームページの「感染症発生動向調査について」に記載致しますのでご覧ください。

咽頭結膜熱

1

1

 

1

1

2

 

4

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

19

4

2

9

12

 

33

79

感染性胃腸炎

25

48

17

13

50

30

16

168

367

水痘

10

24

4

 

2

12

4

26

82

手足口病

1

1

 

 

 

 

 

 

2

 

伝染性紅斑

4

12

10

3

5

14

9

19

76

突発性発疹

3

10

8

3

4

8

2

23

61

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

1

2

10

6

 

3

10

33

急性出血性結膜炎

 

 

1

 

 

 

 

2

3

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

7

1

 

 

4

 

1

13

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

4

5

 

[ウイルス分離状況] 4.2(第14週) 〜 4.15(第15週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

39

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2〜3月にインフルエンザA香港型になった方が、今月、Aソ連型に罹患しているケースが目立ちます。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)