宮城県感染症発生動向調査情報(第 17 週)

宮城県【 平成19 年 5 月 7 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.4.23 〜 4.29 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

26

101

95

91

113

148

64

296

934

― 今週の全数報告疾病 ―

1,3,4,5類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       仙南管内 女性 1名
       大崎管内 男性 2名
       石巻管内 女性 1名
       仙台管内 男性  2名

― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[インフルエンザ]
 石巻管内で警報継続中。
 大崎、栗原、気仙沼管内で注意報継続中。
 登米管内で注意報値を超えた。

[伝染性紅斑]
 塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、気仙沼管内で警報継続中。

[麻疹]
 大崎管内で注意報値を超えた。

[流行性耳下腺炎]
 栗原管内で注意報値を超えた。

【インフルエンザ】
 国立感染症研究所・感染症情報センターによれば第15週現在、インフルエンザの定点当たり報告数は第12週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多くなっている。宮城県でも第12週より第17週まで過去5年間で最も多く推移している。さらに宮城県では仙台市を含めて第15週まで減少傾向がみられたものの、第16週より2週連続して患者数が増加している。今後の動向に注意を要する。

咽頭結膜熱

 

3

1

2

2

3

 

1

12

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

34

7

6

6

11

3

40

107

感染性胃腸炎

30

75

30

6

26

20

18

204

409

水痘

2

25

5

1

 

5

3

30

71

手足口病

1

8

 

 

1

 

 

 

10

 

伝染性紅斑

4

10

20

2

11

7

18

16

88

突発性発疹

1

5

4

 

4

6

4

20

44

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

麻疹

 

 

3

 

 

 

 

2

5

 

流行性耳下腺炎

 

2

7

6

2

1

 

13

31

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

15

 

1

 

10

2

5

34

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

 

 

 

 

9

10

 

[ウイルス分離状況] 4.16(第16週) 〜 4.29(第17週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

23

3

 

 

 

3

 

 

 

1