宮城県感染症発生動向調査情報(第 12 週)

宮城県【 平成19 年 3 月 29 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.3.19 〜 3.25 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

191

437

293

107

154

248

168

1137

2735

+-------------------------------------------------+
|   ** お知らせ【数値の訂正】 ** |
| |
| 大崎地区におきまして、流行性耳下腺炎とマイコプ |
| ラズマ肺炎の数値の訂正がありましたので差し替え |
| をお願いいたします。 |
| |
| ●マイコプラズマ肺炎4→0 ●流行性耳下腺炎4→8 |
+-------------------------------------------------+
―今週の全数報告疾病―
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:アメーバ赤痢(第7週)
       石巻管内 男性 1名
― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―
[インフルエンザ]
 仙南、大崎、石巻、仙台管内で警報継続中。
 気仙沼管内で警報値を超えた。
 その他の管内では注意報継続中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜管内で警報継続中。
[水痘]
 大崎管内で注意報値を超えた。
[伝染性紅斑]
 大崎、栗原、登米管内で警報継続中。
 気仙沼管内で警報値を超えた。
[流行性耳下腺炎]
 登米管内で注意報値を超えた。
【AIDS患者、HIV感染者累積報告数】
            平成18年12月31日現在
    HIV感染者     AIDS患者
宮城県 59(3) 31(0)
全 国  8,306(235) 4,034(85)
( )内は平成18年10月2日〜12月31日分の報告数である。
  国立感染症研究所・感染症情報センター
  IASR2007年3月報より 

咽頭結膜熱

 

1

1

 

 

2

 

4

8

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

25

10

5

12

6

 

38

96

感染性胃腸炎

27

46

21

20

51

27

12

185

389

水痘

2

24

21

 

4

20

7

40

118

手足口病

2

5

 

 

 

 

 

 

7

 

伝染性紅斑

2

10

12

6

15

4

15

15

79

突発性発疹

5

1

3

1

5

8

3

11

37

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

3

7

8

4

12

1

 

23

58

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

1

4

 

 

 

 

 

 

5

 

RSウイルス感染症

 

1

 

 

 

 

 

4

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

マイコプラズマ肺炎

5

11

 

 

5

8

 

6

35

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 3.12(第11週) 〜 3.25(第12週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

85

 

1

 

 

 

 

 

1

 

インフルエンザA香港型とB型の混合流行は、4月上旬まで続きそうです。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)