宮城県感染症発生動向調査情報(第 50 週)

宮城県【 平成19 年 12 月 20 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2007.12.10 〜 12.16 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

18

22

24

6

165

64

 

175

474

― 今週の全数報告疾病 ―
1類感染症:報告なし
2類感染症:結核
       仙南管内   男性 1名
       塩釜管内   男性 1名
       石巻管内   男性 1名(49週)
       仙台管内   男性 1名
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病
       石巻管内  女性 1名


― 宮城県感染症対策委員会情報解析部会 ―

[インフルエンザ]
 登米管内で注意報値を超えた。
 今後の動向に注意。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、登米管内で警報継続中。

[感染性胃腸炎]
 登米、仙台管内で警報継続中。
 仙南、気仙沼管内で警報値を超えた。

[水痘]
 大崎管内で注意報継続中。
 登米管内で警報値を超えた。

【感染胃腸炎】
 先週と同様に登米、仙台管内で警報継続中で、仙南、気仙沼管内でも新たに警報値を超えた。
 感染性胃腸炎による集団発生も報告されていることから今後も注意を要する。

咽頭結膜熱

4

1

 

1

 

 

 

8

14

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

58

9

1

12

10

 

42

135

感染性胃腸炎

105

184

99

32

115

85

75

683

1378

水痘

10

18

28

3

40

7

9

70

185

手足口病

 

10

9

2

4

 

 

16

41

伝染性紅斑

2

 

 

 

 

 

 

13

15

 

突発性発疹

1

6

5

 

1

6

3

25

47

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

21

 

 

1

1

 

2

25

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

1

2

 

RSウイルス感染症

1

7

 

3

13

 

 

48

72

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

6

 

2

 

3

6

5

23

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

[ウイルス分離状況] 12.3(第49週) 〜 12.16(第50週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

15

2

22

 

 

 

1

 

 

0


RSウイルス感染症とインフルエンザAソ連型の混合流行です。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)