宮城県感染症発生動向調査情報(第 28 週)

宮城県【 平成18 年 7 月 20 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.7.10 〜 7.16 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

1

 

 

1

 

3

2

7

 

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類・5類感染症:報告なし

−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[咽頭結膜熱]警報継続中の仙南、大崎、栗原管内に加えて塩釜管内でも警報値を超えた。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]栗原、登米管内で警報継続中。
[水痘]栗原管内で警報継続中。登米管内で注意報継続中。
[流行性耳下腺炎]気仙沼、大崎、仙南管内で警報継続中。栗原管内で注意報値を超えた。
[手足口病]警報継続中の登米、気仙沼管内に加えて、仙南管内で警報値を超えた。
[ヘルパンギーナ]警報継続中の塩釜、仙台、大崎、気仙沼管内に加えて石巻、栗原管内でも警報値を超えた。
[伝染性紅班]仙台管内で警報値を超えた。

 ** ヘルパンギーナ**
 毎年夏季に流行する急性熱性疾患で、咽頭から軟口蓋にかけての小水疱が特徴。いわゆる夏かぜの代表的な疾患。本年度最高値を更新。注意が必要。


<<STD 発生動向調査情報(月報) 6月>>
 宮城県【平成18年 7月18日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         32  42
性器ヘルペスウイルス感染症       5  14
尖圭コンジローマ           17  10
淋菌感染症              22   7
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  27  12
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症      1   3
薬剤耐性緑膿菌感染症          1   0

咽頭結膜熱

6

11

10

1

3

3

 

10

44

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

10

2

10

14

3

 

44

86

感染性胃腸炎

22

44

1

10

9

21

8

108

223

水痘

3

24

15

11

19

4

9

27

112

手足口病

31

6

8

 

12

5

8

16

86

伝染性紅斑

7

6

4

2

 

10

2

62

93

突発性発疹

1

5

7

 

6

7

4

16

46

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

14

201

57

19

15

81

31

244

662

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

23

12

18

6

7

 

33

39

138

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

11

7

 

5

17

2

9

55

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

1

 

 

 

 

5

6

 

[ウイルス分離状況] 7.3(第27週) 〜 7.16(第28週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

11

1