宮城県感染症発生動向調査情報(第 21 週)

宮城県【 平成18 年 6 月 1 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.5.22 〜 5.28 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

4

5

 

5

1

2

3

50

70

−全数報告疾病−
1類・2類・4類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
           仙台管内 男性1名 女性2名
5類感染症:アメーバ赤痢    仙台管内 男性1名
 後天性免疫不全症候群(第19週)仙台管内 女性1名

−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]塩釜、登米、仙台管内で警報継続中。
[流行性耳下腺炎]気仙沼管内で警報継続中。大崎管内で注意報値を超えた。
[水痘]大崎管内に加え、栗原、登米管内で注意報値を超えた。
[咽頭結膜熱]警報継続中の仙南管内に加え登米管内で警報値を超えた。

【病原体検出情報】 〜保健環境センター〜
・感染性胃腸炎患者より
  仙南管内 21週採取分 ロタウイルス 2件

 **咽頭結膜熱**
 全国的に定点あたりの報告数が増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。 今後の動向に注意が必要と思われる。(国立感染症研究所感染症情報センターHPより)

【AIDS患者、HIV感染者累積報告数】
               平成18年4月28日現在
    HIV感染者   AIDS患者
宮城県    52( 6)       30( 0)
全 国  7,536(198)      3,715(92)
( )内は平成18年1月2日〜平成18年3月26日分の報告数である。
国立感染症研究所・感染症情報センター IASR2006年5月報より

咽頭結膜熱

5

2

 

1

6

2

 

4

20

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

42

14

7

33

11

 

77

187

感染性胃腸炎

41

56

12

10

25

24

23

194

385

水痘

13

18

20

18

13

10

5

57

154

手足口病

 

9

7

 

8

1

1

1

27

伝染性紅斑

3

 

4

 

1

1

1

14

24

突発性発疹

3

10

1

1

5

10

2

21

53

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

2

9

 

 

 

 

2

6

19

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

6

25

18

2

4

9

17

34

115

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

 

 

2

4

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

16

6

2

 

12

 

1

38

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

2

3

 

[ウイルス分離状況] 5.15(第20週) 〜 5.28(第21週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

1

 

 

 

4