宮城県感染症発生動向調査情報(第 17 週)

宮城県【 平成18 年 5 月 9 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.4.24 〜 4.30 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

61

6

2

3

1

6

 

57

136

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:A型肝炎 仙台管内 男性1名
5類感染症:報告なし




   −宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 塩釜、登米管内、仙台市で警報継続中である。
[流行性耳下腺炎]
 警報継続中である気仙沼管内で急増した。注意が必要。
[水痘]
 栗原、登米管内で注意報値を超えた。
[手足口病]
 登米管内で警報継続中。
[インフルエンザ]
 仙南管内で急増した。今後の動向に注意。




 **山菜取りシーズンになりつつが虫病に注意**
 つつが虫病はツツガムシに刺されることにより感染する病気。主に高熱(39〜40℃)、発しん(全身にでることが多い)、リンパ節の腫れの症状が見られるが、他に頭痛、悪寒、全身倦怠感、肝臓機能異常などの症状が見られることがある。潜伏期間は5〜14日で、抗生物質がよく効く。一般に予後は良好だが、重症化した場合には死に至る場合もある。(健康対策課ホームページより)

咽頭結膜熱

1

3

1

 

 

 

1

8

14

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

29

4

7

17

11

1

94

166

感染性胃腸炎

63

99

29

10

30

52

22

301

606

水痘

7

8

17

16

17

13

3

31

112

手足口病

 

 

4

2

10

4

 

1

21

伝染性紅斑

5

8

5

 

 

5

 

8

31

突発性発疹

1

7

3

3

1

5

6

18

44

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

麻疹

 

2

 

 

 

 

 

 

2

 

流行性耳下腺炎

6

5

7

 

6

7

30

16

77

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

5

2

 

 

2

 

4

17

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

2

 

 

 

 

 

2

4

 

[ウイルス分離状況] 4.17(第16週) 〜 4.30(第17週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

1

1

1

 

 

2

2