疾 病

保健所

患者数

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

20

1

4

3

23

68

119

○

−全数報告疾病−
１類感染症：報告なし
２類感染症：報告なし
３類感染症：腸管出血性大腸菌感染症
　　　　　　　　　　仙台管内　男性１名
４類感染症：報告なし
５類感染症：報告なし


−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
［Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎］
　塩釜、登米管内、仙台市で警報継続中である。
［流行性耳下腺炎］
　大崎、気仙沼管内で警報継続中である。
［水痘］
　大崎管内で注意報継続中である。
［手足口病］
　登米管内で警報値を超えた。注意が必要。


【病原体検出情報】　〜保健環境センター〜
・感染性胃腸炎患者より
　塩釜管内　13週採取分　C.jejuni　１件


　＊＊「手足口病」について＊＊
　手足口病は、口腔粘膜や四肢末端に現れる水疱性の発疹を主症状とした、幼児を中心に流行する急性ウイルス性感染症である。原因はコクサッキーA16やエンテロウイルス71（EV71）等のエンテロウイルスであり、基本的に予後は良好な疾患である。しかし、急性髄膜炎の合併が時に見られ、なかでもEV71は中枢神経系合併症の発生率が他のウイルスより高いことが知られている。宮城県では、手足口病患者より３件（11週１件、14週２件報告）のEV71を検出しており、今後の流行には充分な警戒を要する。　

咽頭結膜熱

3

2

2

1

2

1

11

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

40

10

6

13

10

2

92

173

◎

感染性胃腸炎

51

81

12

22

38

46

24

273

547

◎

水痘

2

23

20

1

11

9

11

38

115

◎

手足口病

2

5

26

4

3

40

○

伝染性紅斑

2

4

2

4

1

10

23

突発性発疹

4

8

4

1

1

5

4

20

47

○

百日咳

1

1

風疹

ヘルパンギーナ

1

1

1

3

麻疹

流行性耳下腺炎

2

7

12

1

5

5

6

16

54

◎

急性出血性結膜炎

2

2

流行性角結膜炎

1

1

2

ＲＳウイルス感染症

2

2

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

無菌性髄膜炎

マイコプラズマ肺炎

9

5

1

4

1

20

クラミジア肺炎(オウム病除く)

成人麻疹

川崎病

不明の発疹性疾患

1

6

7

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

４月下旬から、インフルエンザＢ型の小流行がみられますので御注意下さい。（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）