宮城県感染症発生動向調査情報(第 2 週)

宮城県【 平成18 年 1 月 18 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.1.9 〜 1.15 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

57

255

101

41

72

204

105

534

1369

−全数報告疾病−

1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:後天性免疫不全症候群
             仙台管内 男性1名




−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−

[インフルエンザ]
 注意報継続中である登米、石巻管内に加え、塩釜、大崎、気仙沼管内、仙台市でも注意報値を超えた。十分な注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 仙南、気仙沼管内で警報継続中である。登米管内を始めとして全県で報告が多い。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 登米管内で警報値を超えた。

[水痘]
 注意報継続中の登米管内に加え、大崎管内で注意報値を超えた。

[流行性耳下腺炎]
 石巻管内では警報継続中、大崎管内では注意報継続中である。

咽頭結膜熱

 

4

1

5

 

3

 

3

16

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

16

2

5

16

10

 

32

81

感染性胃腸炎

62

84

13

14

47

29

52

234

535

水痘

8

13

21

5

14

21

9

47

138

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

伝染性紅斑

 

3

 

 

 

1

 

6

10

 

突発性発疹

6

6

4

2

2

3

4

25

52

百日咳

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

1

1

 

 

 

 

 

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

23

21

 

8

26

7

43

129

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

 

2

 

RSウイルス感染症

 

1

 

 

4

 

 

6

11

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

6

2

 

 

2

 

6

19

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

4

5

 

[ウイルス分離状況] 1.2(第1週) 〜 1.15(第2週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

 

1

 

 

 

 

 

 

1

インフルエンザの流行が始まっています。A香港型が主流です。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)