宮城県感染症発生動向調査情報(第 27 週)

宮城県【 平成17 年 7 月 13 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.7.4 〜 7.10 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:後天性免疫不全症候群
               仙台管内 男性1名
      梅毒       仙台管内 男性1名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[ヘルパンギーナ]
 警報継続中の大崎、登米管内に加え、石巻、仙台管内でも警報値を超えた。十分な注意が必要。
[咽頭結膜熱]
 警報継続中の大崎管内でさらに増加した。流行期に入り注意が必要。
[手足口病]
 警報継続中の気仙沼管内に加え、登米管内でも倍増した。今後の動向に注意。
[水痘]
 仙南管内で注意報値を超えた。今後の動向に注意。
[流行性耳下腺炎]
 警報継続中の石巻管内に加え、塩釜管内でも増加した。今後の動向に注意。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 警報継続中の登米管内に加え、塩釜管内でも増加した。いましばらく注意が必要。



【病原体検出情報】 〜宮城県保健環境センター〜
・手足口病患者より
  気仙沼管内 21,22週採取分
        コクサッキーウイルスA16型 5件

咽頭結膜熱

 

1

45

 

 

 

 

15

61

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

22

1

8

8

12

 

21

72

感染性胃腸炎

19

31

2

5

5

21

12

128

223

水痘

20

16

14

1

7

17

4

39

118

手足口病

14

7

8

1

13

3

98

24

168

伝染性紅斑

 

8

1

 

1

6

 

16

32

突発性発疹

 

10

8

 

1

8

3

22

52

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

11

49

39

9

14

44

6

226

398

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

3

13

3

1

4

76

 

18

118

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

3

 

 

 

 

 

4

7

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

19

 

 

 

 

 

12

32

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

2

 

 

 

 

 

 

6

8

 

[ウイルス分離状況] 6.27(第27週) 〜 7.8(第28週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

10

 

 

 

7

1