宮城県感染症発生動向調査情報(第 45 週)

宮城県【 平成17 年 11 月 16 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.11.7 〜 11.13 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

2

1

3

 

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
        塩釜管内 女性1名
        登米管内 男児1名 女児1名
        仙台管内 女性1名
4類感染症:つつが虫病  仙南管内 男性1名
5類感染症:アメーバ赤痢 仙台管内 男性2名




−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−

[感染性胃腸炎]
 全体的に増える傾向にあり、流行期に向けて注意が必要。

[水痘]
 石巻、仙台管内で急増した。流行期に向けて注意が必要。

[流行性耳下腺炎]
 第18週から警報継続中である石巻管内に加え、塩釜、大崎、仙台管内でも増加している。今後の動向に注意。

[RSウィルス感染症]
 仙台管内で多い。今後の動向に注意。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

8

8

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

23

2

 

7

4

 

31

68

感染性胃腸炎

16

15

1

11

26

18

14

142

243

水痘

1

9

5

4

1

22

4

42

88

手足口病

 

9

1

 

3

1

 

6

20

伝染性紅斑

 

1

 

 

1

1

 

8

11

 

突発性発疹

3

13

6

1

1

5

3

25

57

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

2

 

 

 

 

 

1

3

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

27

9

 

2

34

 

40

112

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

 

1

1

 

 

 

 

4

6

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

27

27

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

10

9

 

 

3

5

 

22

49

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

1

2

 

[ウイルス分離状況] 10.31(第45週) 〜 11.11(第46週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

3

 

 

2

1

 

 

 

乳幼児でRSウイルスによる細気管支炎や肺炎が流行しています。(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)