宮城県感染症発生動向調査情報(第 47 週)

宮城県【 平成17 年 11 月 30 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.11.21 〜 11.27 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

2

 

 

 

1

5

8

 

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類・5類感染症:報告なし


−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 登米管内で警報値を超えた。今後の動向に注意。

[感染性胃腸炎]
 塩釜、栗原、登米、石巻、仙台管内で急増した。注意が必要。

[水痘]
 石巻管内で、注意報値を超えた。全県的に増える傾向にあり、注意が必要。

[流行性耳下腺炎]
 第18週から石巻管内で警報継続中である。今後の動向に注意。

[RSウィルス感染症]
 仙台管内で多い。依然としてRSウイルスが検出されており、今後の動向に注意。


【病原体検出情報】〜保健環境センター〜
・感染性胃腸炎患者より
  塩釜(岩沼)管内 46週採取分 ノロウイルス3件
  石巻管内     47週採取分 ノロウイルス1件


** 感染性胃腸炎 **
 登米管内の小学校で、ノロウイルスによる胃腸炎の集団発生があった。食中毒または感染症の両面から調査中である。感染性胃腸炎も増加しており、集団発生の可能性もあるので、十分な注意が必要である。

咽頭結膜熱

 

1

 

2

 

1

 

4

8

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

21

1

2

12

5

 

53

94

感染性胃腸炎

14

51

9

38

51

45

20

289

517

水痘

5

17

9

6

11

30

3

52

133

手足口病

 

3

 

 

 

 

 

7

10

 

伝染性紅斑

 

1

 

 

 

1

 

6

8

 

突発性発疹

4

8

4

2

 

3

3

29

53

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

2

 

 

 

1

 

2

5

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

7

8

 

4

57

1

37

114

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

1

 

 

3

 

RSウイルス感染症

 

1

 

 

 

 

 

25

26

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

11

4

1

4

2

3

32

60

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 11.14(第47週) 〜 11.25(第48週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

8

 

 

2

2