宮城県感染症発生動向調査情報(第 46 週)

宮城県【 平成17 年 11 月 24 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2005.11.14 〜 11.20 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

2

2

4

 

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:ウイルス性肝炎 仙台管内 男性1名 女性1名

−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−

[咽頭結膜熱]
 栗原管内では、前週0となったが、再び警報値を超え た。今後の動向に注意。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 石巻、仙台管内で急増した。今後の動向に注意。
[感染性胃腸炎]
 全体的に増える傾向にあり、特に塩釜、仙台管内で急増した。注意が必要。
[水 痘]
 塩釜、登米管内で急増した。注意が必要。
[流行性耳下腺炎]
 第18週から警報継続中である石巻管内に加え、塩釜管 内で注意報値を超えた。今後の動向に注意。
[RSウイルス感染症]
 仙台管内で多い。今後の動向に注意。

<<STD 発生動向調査情報(月報)10月>>
 宮城県【平成17年11月22日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         26  39
性器ヘルペスウイルス感染症       5  14
尖圭コンジローマ           13   9
淋菌感染症              18   7
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  18  19
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症      6   3
薬剤耐性緑膿菌感染症          2   1

咽頭結膜熱

 

 

 

6

 

 

 

4

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

21

1

3

11

15

 

62

113

感染性胃腸炎

12

34

9

24

26

26

20

205

356

水痘

1

18

7

 

8

17

2

29

82

手足口病

4

1

 

1

 

1

 

3

10

 

伝染性紅斑

 

 

1

 

 

 

 

3

4

 

突発性発疹

2

8

4

 

2

3

6

34

59

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

1

 

 

 

 

2

 

2

5

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性耳下腺炎

 

35

8

1

2

54

 

39

139

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

3

 

 

 

 

1

4

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

24

24

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

8

13

2

1

4

6

4

21

59

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

1

 

8

9

 

[ウイルス分離状況] 11.07(第46週) 〜 11.18(第47週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

5

 

 

2

 

 

1

 

泉区と宮城野区東部の医療機関からインフルエンザ(A型)が出たとの報告がありました。某小学校(宮城野区)では、流行の兆しとのことです。
(コメント:永井小児科医院 永井幸夫)