宮城県感染症発生動向調査情報(第 40 週)

宮城県【 平成16 年 10 月 6 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.9.27 〜 10.3 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
1類・2類・4類・5類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       塩釜管内 女児1名
       大崎管内 男性1名 女性2名
       栗原管内 男性1名 女性1名 女児2名
       仙台管内 女性1名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[腸管出血性大腸菌感染症]
 全国の第38週の報告数は96例で、宮城県の今週の報告数は9件であった。全国的には減少傾向にあるが、宮城県では依然例年より多い状況が続いている。大崎管内の2件は第39週7件の発生事例と同一施設での発生である。今後も注意が必要。

[ヘルパンギーナ]
 流行期を過ぎたが、地域的な発生が見られる。登米・気仙沼管内で警報が発令中。注意が必要。

[手足口病]
 例年30週前後に発生のピークがあるが、今年は35週を過ぎてから増加している。大崎管内で警報発令中、塩釜管内でも増加。注意が必要。




【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
 検出なし

咽頭結膜熱

 

 

 

 

1

 

 

1

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

19

5

2

 

3

 

23

52

感染性胃腸炎

7

27

2

8

8

15

10

69

146

水痘

3

8

2

 

1

3

7

10

34

手足口病

 

25

28

1

3

9

 

17

83

伝染性紅斑

2

2

 

 

 

 

 

4

8

 

突発性発疹

5

7

4

1

3

4

2

24

50

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

ヘルパンギーナ

3

6

2

1

16

 

19

24

71

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

1

4

 

1

3

2

 

7

18

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

5

 

 

 

 

 

5

10

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 9.27(第39週) 〜 10.1(第40週) 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

3

 

 

 

 

 

1