宮城県感染症発生動向調査情報(第 38 週)

宮城県【 平成16 年 9 月 22 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.9.13 〜 9.19 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病− 1類・4類感染症:報告なし
2類感染症:パラチフス 仙南管内 女性1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
      大崎管内 男児1名  登米管内 女性1名
      石巻管内 男児1名
5類感染症:破傷風 仙台管内 男性1名
      後天性免疫不全症候群 仙台管内 男性1名
      梅毒 仙台管内 男性1名
      アメーバ赤痢 仙台管内 男性3名

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[腸管出血性大腸菌感染症]全国の第33〜35週には200件以上の報告数があったが、第36週の報告数は130件と減少した。宮城県の今週の報告数は3件であるが、今後も注意が必要。
[手足口病]5週連続して増加した。大崎管内で警報発令中、塩釜・登米管内でも急増した。注意が必要。
[ヘルパンギーナ]気仙沼管内で警報発令中。もうしばらく注意が必要。
[アメーバ赤痢]全国では34週7件、35週11件、36週7件報告されている。今週仙台管内で3件の報告があった。今後の動向に注意。
【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
 検出なし
<<STD 発生動向調査情報(月報) 8月>>
 宮城県【平成16年 9月17日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         29  53
性器ヘルペスウイルス感染症       9  12
尖圭コンジローマ           13   4
淋菌感染症              32   6
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  33  20
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症      2   3
薬剤耐性緑膿菌感染症          6   1

咽頭結膜熱

1

 

 

1

 

 

 

3

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

18

1

2

5

1

 

32

59

感染性胃腸炎

8

24

8

10

8

12

11

67

148

水痘

2

5

3

2

3

3

 

9

27

手足口病

 

30

50

1

10

1

 

9

101

伝染性紅斑

2

2

 

 

 

1

 

10

15

 

突発性発疹

1

10

5

1

2

11

7

30

67

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

2

 

 

1

3

 

ヘルパンギーナ

3

25

2

4

7

3

19

22

85

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

1

 

 

9

 

1

3

14

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

2

 

 

 

 

 

1

3

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

6

 

 

 

 

1

6

14

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

不明の発疹性疾患

 

2

 

 

 

 

 

2

4

 

[ウイルス分離状況] 9.6(第37週) 〜 9.17(第38週) 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

2