宮城県感染症発生動向調査情報(第 26 週)

宮城県【 平成16 年 6 月 30 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.6.21 〜 6.27 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
1類・4類・5類感染症:報告なし
2類感染症:細菌性赤痢 仙台管内 男性1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
           登米管内  男児1名


−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[咽頭結膜熱]過去10年間の当該週と比較し、4週連続して最高値を示した。大崎管内では7週連続して警報発令中、塩釜・仙台両管内でも増加した。注意が必要。
[ヘルパンギーナ]石巻・仙台両管内で報告が多く、栗原管内からは今年初めて報告された。今後の動向に注意。
[流行性耳下腺炎]登米管内で警報発令中、仙台管内でも増加。今後の動向に注意。
[流行性角結膜炎]大崎管内からは今年初めて報告された。今後の動向に注意。

【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
・24週大崎管内と26週塩釜管内より、A群溶血性レンサ球菌、各々1件を検出。


<<STD 発生動向調査情報(月報) 5月>>
 宮城県【平成16年 6月22日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         40  31
性器ヘルペスウイルス感染症       5  19
尖圭コンジローマ           15   5
淋菌感染症              31   8
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  21  15
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     16  20
薬剤耐性緑膿菌感染症          1   0

咽頭結膜熱

2

9

21

1

 

 

 

16

49

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

11

46

8

2

4

3

 

62

136

感染性胃腸炎

2

15

3

5

20

26

20

190

281

水痘

3

9

32

8

7

15

7

54

135

手足口病

1

2

 

 

 

 

 

5

8

 

伝染性紅斑

6

9

2

6

3

1

1

30

58

突発性発疹

5

9

5

1

3

5

9

25

62

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

7

3

2

 

15

 

24

51

麻疹

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

 

6

1

 

7

1

4

31

50

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

3

1

 

 

 

 

3

7

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

8

2

 

3

 

 

13

28

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

7

8

 

[ウイルス分離状況] 6.21 〜 6.25 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

4

 

 

 

5

3

 

3

3

今週より、ウイルス分離情報は「検体採取日」をもとに集計していることを、お知らせいたします。