宮城県感染症発生動向調査情報(第 19 週)

宮城県【 平成16 年 5 月 12 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.5.3 〜 5.9 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

1

2

 

 

3

6

 

−全数報告疾病−
1類・3類・4類感染症:報告なし
2類感染症:腸チフス  仙台管内 女性1名
5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病
           仙台管内 女性1名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 過去5年間の同時期に比べて、かなり多くの報告数がある。今後も注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 冬季の流行期以降県全体では減少傾向にあるが、仙南管内で前週に比べ急増した。今後も注意が必要。

[水痘]
 登米管内で注意報が発令中。注意が必要。

[麻疹]
 気仙沼管内では今年に入って初めて報告された。今後の動向に注意。



【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜

 ・A群溶血性連鎖球菌8件を検出
    塩釜管内 16週 1件
         17週 5件
         18週 2件

咽頭結膜熱

1

 

3

 

 

 

 

2

6

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

30

12

1

2

2

1

70

120

感染性胃腸炎

32

38

22

15

9

22

24

159

321

水痘

3

6

12

6

12

17

 

57

113

手足口病

 

2

 

 

 

1

 

 

3

 

伝染性紅斑

3

3

2

3

1

2

 

20

34

突発性発疹

2

2

3

1

1

1

3

12

25

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

ヘルパンギーナ

 

2

 

 

 

 

 

2

4

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

1

 

1

 

流行性耳下腺炎

 

 

 

4

8

 

1

13

26

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

2

 

 

 

 

 

1

5

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

7

7

 

[ウイルス分離状況] 4.26 〜 5.7 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

1

1

 

 

6

 

 

3

3